2018.07.06 @ 六本木 EX THEATER ROPPONGI パスピエ 「パスピエ TOUR 2018 ”カムフラージュ” -虎編-」
5月ごろネオンの虎の楽曲の強さヤバいね…とつぶやいたらツイッターのパスピエ大好きのフォロワーさんにパスピエは初期のアルバムはもっといいとオススメされ一通りアルバムを聞いてみた。間違いなかった。ここまで1つ1つのアルバムが強くまとまっているのはフーバーオーバー以来だった。誤解を招くような表現で申し訳ないが、どの時期でも85~90点をコンスタントに出せる成田ハネダの表現の幅広さに敬服した。去年のロッキンでは&DNAの楽曲しか知らないままでライブを楽しんでいたのだが、それがもったいないと後悔するぐらいだった。(特にON THE AIRのイントロのビブラフォンの慈愛に満ちた表現は間違いなくmasterpieceだし全体を流れる優しい空気感は成田ハネダ!!!しゅき!!!!って声出た)
■ライブ前
・六本木経験が年齢に伴っていない(※1)&EXシアター自体初めてで少し迷った
・バッチガチャの結果です。贅沢を言えばマッカメッカかネオンと虎が欲しかった
・開演前のBGMがいーあるふぁんくらぶやコンピューターおばあちゃんのボカロカバー、夢のヒヨコでマジでやりたい放題かよと頭を抱えた。(※2)
■ライブ
・セトリ
こんなベストアルバムみたいな強いセトリなの卑怯すぎる。いやあかつきも音の鳴る方へもネオンと虎もカッコ良すぎたしダブルアンコールのSSも良さしかなかった。最終電車も生で聞くとあそこまでいい曲だと思わなかったし。今次的には曲調的に難しいだろうなと思っていた天気予報士の憂鬱が聞けたのは本当にうれしい。
・トーク
成田ハネダ「(TOKYOFMのエピソードを話す)」
おれ「(おっ次は日常に少しのメロディーを明日のキミには雨傘を届けてくれラジオでお馴染みON THE AIRか!?)」
成田ハネダ「(普通にスタバの話をする)」
おれ「…」
大胡田なつき「東京のライブということでね」
おれ「(おっ今日も東京の街見下ろしてでお馴染みON THE AIRか!?))」
大胡田なつき「東京のライブの告知をします!」
おれ「…」
・印象的だったこと
成田ハネダの略称がナリハネだったりWアンコール後ドラムがスティックをPA方向まで全力で投げていて笑った
はっきり言って最高のライブでした。ON THE AIRを生で聞くまでは絶対に行き続るからな成田ハネダ
■その他
ライブハウス近くのオイスターバーがめちゃくちゃ美味しかったので写真をアップロードします。ただ、六本木という慣れない土地+東京カレンダーから出てきたような港区女子さんが結構いてオタクに長居はちょっと無理だったことは付け加えておきます。
※1 赤木しげるの葬式とデザインあ展ぐらいでしかまともに来たことがない
※2 これ聞いて思い出したのですがおれの好きなフーバーオーバーの入場曲はmy boyfriend is learning karateでいつ行っても本当に謎でした
2018.06.14 @ 東京 武道館 LISA 「LiVE is Smile Always~ASiA TOUR 2018~[eN]」
LISAのライブは2016年のカウントダウンジャパンに行ったのみだった。そのときは最前近くだったのもあってかオタクライブ特有のあまりに意味不明な圧縮にまともに息ができずきちんと聞けていなかった。(※1)
なので武道館なら普通に聞けるし人生つらいし行くか!!!!!となり行くに至った。
当日の武道館です。
・オタクライブとは思えないぐらいめちゃくちゃ女性率が高かった。少なく見積もっても2割はいた
・連番させていただいた方とLiSAがOPを歌うアニメの話からSAOの話になってデスガンが一番好きなんですよと言ったらマジですか普通に引かれて笑った(その後も早口で林原めぐみが演じるキリトより地銀の御曹司を薦めるアスナ母の良さを語ってしまった。申し訳ない)
■ライブ
初手Rising Hopeは卑怯すぎませんか?前のカップル(普通にカップルも多く来ていた)が手だけでナマステスネークの動きをしていて少し笑った
3曲目からいきなりブッコむのやめよ?
観客との合唱でエモ泣きしました
甘く見ても10000点のライブだった。衣装チェンジの多さやバックバンドや合間のトークも最高だったけれど、何よりも圧倒的な歌唱力で全部持っていった。またオルスタ以外で聞きたい。
※1
昔運良くとれたマキシマムザホルモンの最前よりも圧迫されてマジで厳しかったです。
2018.07.04 @ 東京 武道館 チャットモンチー 「CHATMONCHY LAST ONEMAN LIVE ~I Love CHATMONCHY~」
■チャットモンチーについて
唐突ですがチャットモンチー楽曲ベスト10を発表します
1位 ハナノユメ
「薄い紙で指を切って~」のただかわいいだけじゃない少しひねくれた歌詞と同時に始まる最高にカッコいいスネアでもう何も言えなくなる。
2位 親知らず
どこか郷愁を感じるギターソロからはじまるやさしさに満ち溢れた曲。生命力の1曲目がこの曲であることでアルバムの印象が全然違うというかチャットモンチーはラブソングだけじゃないと当時聞いていて圧倒された。生命力は何度も聞いていたので聞き馴染んでいるからかもしれないけれど、この曲を一言で表すなら実家のような安心感というネットスラングが言いえて妙だと思う(全然関係ないんですけどこの曲聞いているとジャパハリネットの哀愁交差点を思い出すんですよね。この2曲で行ったことのない四国に対するやさしい土地という印象がめちゃくちゃ強い)
3位 シャングリラ
この曲は全部最高なんだけど特にCメロ「胸を張って歩けよ~」のところの16分系のスネアの動きと大サビで変拍子を二回挟んだあとに「ぼくのこと駄目なひとって叱りながら愛してくれ」で爆発させる構成がもう最高
4位 真夜中遊園地
「コンタクト外して酸化した現実」なんてフレーズ常人では考えられなくないですか
5位 風吹けば恋
アップテンポでストレートな恋心を歌った青春ソング。今聞くと気持ちが10代になってしまう(今知ったんですけどからかい上手の髙木さんでカバーされてたんですね)
6位 東京ハチミツオーケストラ
東京を歌った曲は数あれどこんなキュートに上京を歌った曲はそうそうない
7位 バスロマンス
高橋久美子からの祝福って感じの曲です。(全然関係ないですが弟の結婚式で流れた曲がこれじゃなくてGood luck my sister!!だったのこいつらチャットモンチーオタクか!?と笑顔になった)
8位 やさしさ
「あしただめでも明後日だめだめでもわたしをゆるしてそれがやさしさでしょ」(※1)のフレーズだけでご飯食べられる
9位 終わりなきBGM
サビの「ドラマでも昔話でもないよ」のえっちゃんの歌声で一点突破されてしまう
10位 ここだけの話
サビのシンコペーション気味のライドシンバルがすごくえっち(伝われ)
ここまで書いてほぼ高橋久美子作詞曲だったことに笑ってしまった。
そのぐらいおれにとって高橋久美子は単なるドラムの域を越えてチャットモンチーの根幹を成すものだった。彼女が書く少年であったり少女のような透き通った世界が好きだった。
それにくわえて天才的なメロディセンスといつ聞いても安心する歌声を持つえっちゃん、その個性豊かな二人のバランスを絶妙にとる福岡さんが合わさってできる奇跡のような3ピースバンドのチャットモンチーが大好きだった。
閑話休題。おれは2回ほどチャットモンチーの演奏を見たことがある。1回目は2008年の学園祭でのライブ、2回目は高橋久美子脱退後の2012年のロッキンで。前者は生命力中心のセトリで前述した好きな曲がたくさん演奏され楽しかった。後者は2人体制のチャットモンチーの大幅な音楽性の方向転換にただただ驚いてしまい恥ずかしながらそれ以降彼女たちの新譜から遠ざかっておりずっと三人体制時代の曲ばかり聞いていた。
だからこそ今回の完結宣言はすごく残念ながらも少し納得できるところであった。その後改めて高橋久美子卒業後の楽曲を聞いてみたが、確かにすごくいい曲を書いているけど好きだったころのチャットモンチーではないのかなと思ってしまったのだった
■ライブ開演まで
・武道館の写真です
・思った以上の女性率に驚いたし普通にシャツのXLが残ってたことにひっくり返った(オタクライブに多く行っているためXLが売り切れてしまうのが普通だと思ってしまう節がある)
・男子トイレが空いてたことにひっくり返った(2)
・缶バッジガチャの結果です。生命力ジャケットが当たって嬉しい
・高橋久美子~~!!!!!そういうところだぞ!!!!!!!!!!!(泣)いや待ってフラスタのコメントだけで名言連発するのやめてくれ頼む(ブレてて読みづらいですが「チャットモンチーは真空パックされるよ」と書いてありました)
・ハナノユメでバンドを始めたと死ぬほど公言してる忘れらんねえよ柴田がフラスタ送るのはわかってたけどperfumeやベボベやSHISHAMOも送っていて百合か!?ってなった(雑なオタク)
・おれの席は注釈付指定券だったのでまともに見れるか不安だったんだけど、席を見ると真後ろで嬉しさ半分これ中継されるのでは?という不安を抱いた(たぶん中継されている)
■ライブ前半
・砂鉄
あふれでる高橋久美子で泣いた。えっちゃんが書いたやさしさのアンサーとして「だめでもだめだめでも許すよ」はもう何も言えないでしょ。
・クッキングララ
えっちゃんがめちゃくちゃ近くに寄ってくれてコール&レスポンスができたのは嬉しかった。なんか最後の終わりが見えない感じノーナのラブトゥギャザーっぽくって笑う(※2)
・染まるよ
隣の女性が号泣していたのが印象的だった。たぶん元カレぴが喫煙者だったんだろうなと
・チャットモンチー2005~2018年ヒストリー映像
2007~2008年あたりから急激にかわいくなるえっちゃんにクるものがあった。本当に13年間今まで駆け抜けてきたんだなって…
■ライブ後半
・アンサンブル(ストリングス6人)の紹介
えっちゃんの雑なニックネームの付け方が光る。あとなんかみなさん顔採用か!?と思うぐらい顔が整っており周囲からかわいい~と声が上がっていた
・東京ハチミツオーケストラ
もう語彙がない。めちゃくちゃするオケ映えする曲なんですねこれ。ラストワンマンでよくこう試みれるなと。
・Last Love Letter
恒岡章さんのドラムが尋常じゃなくカッコよくて失神しそうだった。元からカッコいいドラムの動きがより洗練されている
・真夜中遊園地
もう語彙がない(2)
・ハナノユメ
大サビ前のコーラスでの合唱で曲を止めるの普通に卑怯すぎませんか?こんな演出されたらもうだめでしょ
■アンコール
・シャングリラ
幸せだって叫びてぇよお!!!!!!!(語彙力)(3)
・風吹けば恋
この曲アンコール2曲目でやるの普通にズルすぎます
・サラバ青春
常岡さんが退場して次何やるのと思ったら福岡さんがピアノを弾いてえっちゃんが歌った。それだけでおれの周りの観客はボロ泣きしながら「ぼくらの青春もサラバなんだね」と歌っていた。
演奏が終わり、えっちゃんと福岡さんが泣きながら抱き合っていたを見てもう声を出しながら泣いてしまった。チャットモンチーという青春が終わってしまったことにただ茫然としてしまった。
以前どこかで10代の時によく聞いた音楽は年齢を重ねても好きでいると聞いたことがある。おれはチャットモンチーをずっと引きずっていくんだろうと思ったライブだった。
最後に今日のライブを一言で表すとこれです。(高橋久美子~~~!!!!!そういうところだって言ってるだろ!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!!)
スタッフさんが私にまで花束をくれて。実家がなくなるような気持ちだ。みんなで家を作っていたんだな。自分が去るときよりも泣いた。五周年のときの赤いハンカチあんまり水を吸わなかった。
— 高橋久美子 (@kumikon_drum) July 4, 2018
私からもファンの皆さんスタッフさんへ、長いこと本当にありがとう。
好きでも嫌いでも好きだよ。 pic.twitter.com/kGwEqbQmco
※1
ちょっと小木曽雪菜っぽくないですか
※2
さすがにYTR☆のようにめちゃくちゃではなかった
2018.06.10 @ 所沢 メットライフドーム Aqours 「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」
去年の2ndに引き続き行ってきました西武ドーム。
去年は平日公演に行ったので物販も空いていたんだけど今回は日曜日かつ雨だったこともあってガチャに並ぶだけで40分ぐらいの長蛇の列であせった。
ガチャの結果です
あと謎のクソデカちかちゃんの存在感しゅごい
1曲目にふさわしいラブライブのOPって曲だよねみらぼく…
・MY舞☆TONIGHT
この和ロック生で聞くとエモいしか言えないんだけどその前にスクリーンに流れていたラブライブ予選会場から高校までショートカットするために使われたとんでもない広さのミカン畑をもつ同級生の豪農のことを思い出してしまった
・MIRACLE WAVE
劇中で千歌ちゃんがロンダートからのバク転をしていてかなり無茶な動きしているなと思ったけどまさかこれを実際にやるとは思わなかった。ふらつきながらも成功させる伊波杏樹さんすげえよとしか言えない
・awaken the power
正直CDを聞いたときまあ普通かと思ってたけれどここまでライブ映えする曲だとは思わなかった。ハイハイハイ!のコールが最高。
あとセイントスノーの二人が10分ぐらい客を使ってはしゃいで(ペンライトでウェーブ等)そのまま帰ったのが面白かった、2曲目やらないんだ的な
・WATER BLUE NEW WORLD
アニメ本編同様サビ前に衣装を脱ぎ捨てる演出がよかった。あと大サビのピアノに乗せた曜ちゃんパートの歌声がとにかく綺麗で…
この曲、サビの夢は消えない~の2分三連といいCメロのスネアといいラブライブサンシャインの中でも一番のスーパー名曲で最高なんですよ、一度生バンドで聞きたい。
それはそうと合唱タイムでエモ散らかしながら聲出していたんだけど隣のシュッとしたオタクの歌がとにかく上手でyoutubeに歌ってみた動画とか上げてほしいなと思った。
・WONDERFUL STORIES
感情人間になった
・ 小林愛香さん
とにかく顔が良い
・小宮有紗さん
とにかく顔が良い
いやー合間合間で挟まれる本編動画と劇中歌のリンクのさせ方といい、バックスクリーンにアニメサイドスクリーンに声優さんの中継を映したりと本当に演出がお上手なんですよねラブライブ。アニメ本編の学校は救えなかったけれどラブライブ本戦では優勝し学校の名前を永遠に残すっていう最高の敗北を見せてくれてところどころでエモ泣きしてしまった。次の東京ドームのライブと映画が楽しみ。
2018.05.12 @ 幕張 幕張メッセ Poppin’Party「BanG Dream! 5th☆LIVE Day1:Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!」
また行きましたポピパのライブ。1月にガルパーティで聞けたのはよかったんですけど4曲しか聞けず少し消化不良だったのでやってくれるのはうれしい。正直リアルが立て込んでいて行けなかいかもと思っていたんですが調整できて一安心。
THE THIRD(仮)
いやー良い。カバー曲はボーカルいなくて大丈夫かなと思ったけど全体的に声質的に問題ないというかアフロのボーカルがあっている。急にオープニングアクトに決まったけど事前に告知あればこの為だけにBDやCD積んで応募するオタクいるんじゃないか
ポピパ
・アニメメドレー
スーパー名曲であるところの前へススメをメドレーで消化するな!!!!!と思ったけどチョココロネから夢みるサンフラワーの一連の流れはアニメを追体験できてよかった。
・特訓コーナー
・大塚紗英パート
エモい
・西本りみパート
僕ジャンプ連載当時からリボーン読んでいて、その頃から今でも年1ペースで「噛み殺すよ(暗黒微笑)」とインターネットに書くことが癖になってるんですけどトンファーの使い方一切わからなかったんですよね。でも今回の西本りみさんのトンファーの特訓風景を見て戦い方を学びました。ありがとうバンドリ、ありがとうブシロード。
・大橋彩香パート
なんでアヤカオオハシだけ真面目にトレーニングしてるんだ
・CiRCLING
いやー2番Bメロの「神様約束通りわたしたちひとつになれました」が声がかすれ気味で感極まってる感が出ていて最高。この曲本当に全員で歌うところが最高にエモいんですよこれ最後に持ってこられたらしょうがない。
・Light Delight
この世界はひとりじゃないよなんやな…(語彙がなくなるほど良さであふれてしまった)
・Happy Happy Party!
「最後にバンドリらしいしっとりした曲やって帰ります。どうもありがとうPoppin'Partyでした。(Happy Happy Party!のイントロが流れる)そんな曲ありませ~ん!!!! だってロックバンドですから~!!!!!! かかってこい!!!!!! Monday光あれと君が歌ってる」
いやーマジでHappy Happy Party!で終わるのポピパって感じでズルい最高
正直特訓コーナーの尺が結構あるな…と曲数聞けないのではという不安があったけど後半からセトリが最高すぎました。次はSSAでやってくれ頼む
2018.04.08 @ 中野 中野サンプラザ アーバンギャルド「10周年記念公演アーバンギャルドのディストピア2018「KEKKON SHIKI」」
おれが年1ペースでライブに行っているアーバンギャルドだが、昨年の秋に10周年記念ライブを中野サンプラザで行うという発表があった。その発表を聞いたとき、正直埋められるの?と思ったし、事実よこたんも今のアーバンギャルドにとって正直厳しいと呟いていた。(※1)
よくよく思えば去年行ったライブはUNIT、一昨年のライブはスターラウンジと10年やってきたバンドとしては決して大きなハコでライブをしているわけではない。なのでキャパ2000オーバーのハコで行うのは現実的ではないし埋められない、そう思うのは普通だった。去年のブログでも書いたが、谷地村くんが脱退もとい解雇されてからのアーバンギャルドの曲はぽっかりと何か大事なものが失われており、彼がバンドの根幹をなしていたんだと改めて思った。
そんなこんなで埋まるのか?と不安になりもしたが、ナタリーの10周年インタビュー(※2)を読みつつ、ライブまで過去のアルバムを聞く日々が続いた。(コメント寄せてる中に上坂がいるのはともかくアイドル本当に多いしモーモールルギャバンがいるのは笑ってしまった)
当日、電車を乗り継ぎ中野サンプラザへ向かう。初めて行く会場ということで迷わずいけるか少し不安になったのだがそれは杞憂に終わった。ファンであるアーバンギャル&ギャルソンの皆さんがいつも通りセーラー服や水玉模様の服、気合の入ったロリ服(イノワとかMILKとかアンプリ)、果ては公演名のkekkon sikiのちなんでか結婚式のベールを被って会場前にいらっしゃったのですぐにここだろうなと察知できた。入場後、旗とチェキ(※3)を買い、購入者特典としてPVに使われたというCD-Rを直でもらい少々困惑しつつ席に着いた。あと上坂いるかな…と関係者席をキョロキョロ見回していた(※4)。
ライブの感想は以下のとおり
・都市夫くんがピカピカしすぎている
・箱男に訊けのとき一瞬目を離したらステージにダンボール人間が5人いてマジで怖かったです
・おじさんが客に十年前どんなことを思ってた?と聞いて「死にたい」と言ってたのはともかく、今は?と聞いても「死にたい」と口々に叫んでいて笑った (希死念慮は死なない)
・前の客がアーバンギャルドのファン(オタクかリスカしていそうなロリ服かセーラー服を来たメンヘラ)っぽさがないマキシマムザホルモンかWANIWA大好き!って感じのドレッドヘアー?の兄ちゃんで要所要所でメロイックサインを連発していて笑うしかなかった
・ライブ会場と違ってハコが大きいからか映像やダンサーを使った演出等が今までできなかったことを全部やってる感が出ていてすごくよかった。おじさんも言っていたけど、もっと売れてればもうちょっと早い段階でこれやれてたんだろうね…
・ベストアルバムみたいなセトリだったのでよかった。ただ、都市夫くん出すなら都市夫は死ぬことにしたとかおじさんメインの曲を数曲歌って欲しかった
・最後に天馬が「青春は振り返ったときに青春になる、青春の真っ只中にいる時はそれに気づかない」「アーバンギャルドを青春にしてくれてありがとう」みたいなことを言った時エモ泣きしました。
演者が舞台から降りスタッフロールが流れたとき、いいライブを見たとき特有の心地よい疲労感があった。アーバンギャルドと出会った当初、このオッサンの声不要だろ…と思ったおれだけど、少女三部作を聞いて天馬のいないアーバンなんて牛肉抜きの牛丼です(蛸壺屋中野梓)と思うまでになり、あの時不要だと思ったオッサンの言葉で泣くことになるなんて全く予想していなかった。おれはすぐに手のひらをクルクル回転させて一秒前の好きが一秒後嫌いになるオタクだけど、アーバンギャルドは今後も追って行こう。そんな気持ちで帰路に着いた。
※1
https://twitter.com/macaron_gall/status/914447493676466176
アーバンギャルドを卒業なんて、言わせない Part1 | アーバンギャルド・オフィシャルブログ URBANGARDE OFFICIAL BLOG Powered by Ameba
※2
アーバンギャルドCDデビュー10周年記念ロングインタビュー|吉田豪と振り返る、メンヘラバンド10年の歩み (1/6) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
記事中でおじさんいいこと言ったな…と思うので引用します…
>──サブカルの代表がアニメになって、アニメ好きがマイノリティじゃなくなった以上、もうサブカルも何もないですからね(笑)。
(中略)
>松永 それに比べたらオタクなんて「俺たちはマイノリティだ」みたいなこと言ってるけど、「お前らアニサマ(Animelo Summer Live)でさいたまスーパーアリーナ埋められるじゃん!」って。
※3
チェキでよこたん当たったことが一切ないんだけどバグ?
※4
三澤さんと行っていたみたいです
♡KEKKONSHIKI♡ | 三澤紗千香オフィシャルブログ「さちかにっき。」Powered by Ameba
4/24追記
上坂は2018年4月21日放送の
「上坂すみれの♡(はーと)をつければかわいかろう」第108回
三澤さんは2018年4月20日放送の
「三澤紗千香のラジオを聴くじゃんね!」第159回
でライブの感想について触れていたので興味のある方はぜひ。
上坂はオタク特有の早口でアーバンギャルドへの愛について語っていて笑ったし、三澤さんはライブの内容以上に上坂とどう過ごしたかについて語っていて微笑ましいを通り越してちょっと怖さを感じた…百合営業とは思えねえんだよな