beki雑記

オタクのライブレポ

2017年のアニメ邦画ベスト10

ツイッターで回ってきたので一言感想を。

 

  1. Fate/stay night [Heaven's Feel]

いやーやっぱりHF最高だなと。そして監督のHFへの圧倒的な理解力と構成力にはただただ驚くしかなかった本当に(型月厨じゃなくてもHF見るってことはセイバー召喚まで知ってるよね?で一連の流れをバッサリカットして臓硯に語らせるのはしびれるしかない)

FateUBWではそんなに語られなかった慎二の衛宮と桜に対する巨大な感情とか、桜のこれでもないってくらいのあざとさとか(ラストシーンでの桜の服のキメっぷりよ)真アサシンのランサー戦前とランサー戦後の演技の差とか語りつくせなくて早く続編来てくれ頼むって感じ。

 

  1. 黒執事 Book of the Atlantic

婚約者のために頑張るシエルくんもかわいいし恥ずかしがりながら不死鳥のポーズをするシエルくんもかわいい。暁学会のいう「医学による人類の完全救済」ってめちゃくちゃ胡散臭い響きだけど当時の人間の医学知識と息子娘に先立たれた親からすると藁をもすがる思いだったんだろうな…と胸糞悪くなった。book of circusも一切救いがなくてよかったよね

 

  1. KING OF PRISM -PRIDE the HERO-

アレクが事務所の方針とはいえ当て馬にされていっぱいかなしかったけどEZ DO DANCEとシックスパックが最高でアレクの女になっちゃった。本編も前作のヒキでヒロさんprideなしで大丈夫なん?と不安だったけど地道な努力と周囲の支えでプリズムキングになってええ話や…と泣いた。

 

  1. ガールズ&パンツァー最終章

廃校の危機を救うとかいう大きな物語から脱してモモ先輩の大学進学のための戦いというのがすごくいい…いい意味でどうでもいいから。そしてまほがいなくなった黒森峰がまほ先輩がいなくなった黒森峰なんて牛肉なしの牛丼です!!みたいに言われていて笑った。実質これエリカのための話でしょ。あとは押田と安藤の巨大感情が最高。

 

 

  1. Free!-Take Your Marks-

マジで京アニけいおんといいたまこといい中二病といい続編映画を作るが上手すぎる。遥の上京の部屋選びに付き合う真琴くんの話、鮫柄の後輩の話、凛ちゃんの送別会の話、どれもよかった。その中でも渚と怜と江が部員勧誘のためにPVを撮る話はけいおんあずにゃんを思い出してちょっと泣いた。安心して卒業してもらうために頑張る後輩マジ泣けるんすよ…

 

      6.ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~

60分弱の尺でかつごちうさという作品でここまで起承転結が付けられたなと素直に関心した。ココアちゃんがママとお姉ちゃんにだけ見せる表情と声いいよな…

 

      7.劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

VRでは負けなしのキリトさんもARでは運動能力が直接反映されるからかボロボロで「あまりARは乗り気になれない」みたいな負け惜しみを言っていて悲しくなってしまった。

 

       8.劇場版黒子のバスケ LAST GAME

キセキの世代がこんなに強いならバスケの本場アメリカのプレイヤーはどうなんだよ!という疑問に率直に答えてくれた映画。フィジカルモンスターのシルバーと赤司様以上の能力持ちのゴールドと普通に強い他メンバー(※1)にどう立ち向かうんだ!とジャンプ漫画っぽい展開に純粋にワクワクした。結果的にキセキの世代が勝ったけど相手はメンバーチェンジできなかったので個としてはアメリカが強かったな…と思った。

あと緑真くんの~なのだよを聞くたびに「残念ながらオタクなのだよ女遊びもするオタクなのだよ」を思い出してクスッとした。

※1 いくらモブでもこの紹介はひどくない?

 

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9.劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女

面白かったけど制作会社が変わってアニメ版の良さが失われた感。さすおにも一回しか言わないし謎の日笠オリキャラが出てきて???ってなった。一番の見どころはお兄様がダースベイダーのような悪役スーツ(※2)で無双するところです。

※2 

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10.夜は短し歩けよ乙女

作画と演出も音楽もよかったんだけど唯一星野源の声が合ってなかったのが残念。

2018.1.27 @ 渋谷 La.mama オナニーマシーン/ 一人ピーズ「オナマシ20周年カウントダウンへの道程 ≪新春スペシャル≫ 『ティッシュタイム62~オナマシ19周年&イノマー断酒1年突破!記念~』」

 今の今までオナマシとどう向き合えばいいかわからないでいた。

オナマシとの出会いはスプリットアルバム放課後の性春でソーシキと恋のABCを聞いてそこそこ好きになった。その後他のアルバムを聞いてもちんこまんこと騒ぎ一切音楽性と演奏力に変化がなく「この人たちはいつまでこういう音楽をやるんだろう…」と思うしかなかった。一昨年発売された新アルバムを聞いたとき、演奏の適当さに耳を疑ったが、基本的に仮歌で一発撮りだとネットのインタビューの記事(※1)を読んで妙に納得した覚えがある。 

その記事の中で、ボーカルのイノマーが「年齢を重ねたバンドは初期の音楽と全く違うものになって好きじゃなくなる。オナマシは基本的に1枚目から今まで変わらない」と語っていて、このバンドは死ぬまで変わらないんだろうなと思った。

(また、対バン相手の一人ピーズとの対談では「ブリキの太鼓」のようなバンドだと評されている(※2))

 

一人ピーズ

・純粋にハルさんの弾き語りが素晴らしい

・終わったあとに最前の客が後ろに即下がっていたのが印象的だった。

 

オナマシ

・ソーシキと恋のABCはやっぱり色褪せないmastepiece

・オノチンがイノマートーク中にギターを弾き始めイノマーが仕方なさそうに曲をはじめるのは見ていてつらい

・メンバーが全員50過ぎているからか曲始まる前にボーカルのイノマーがギターのオノチンに対してはじめのコードを伝えている姿がすごく老々介護を感じた

・マジで使用済みティッシュを客に投げるし脱ぐしでそりゃ対バンも呼ばれねえよな…と悲しくなった

・終演後に世情を流すのは成長拒否という感じで良い

 

次はモーモルルギャバンとの対バンが3月平日にあるので仕事に余裕があれば行きたいなと。

 

 

※1

オナニーマシーン(Rooftop2016年12月号) - インタビュー

http://rooftop.cc/interview/161201110000.php

 

※2

MONTHLY PICK UP ARTIST 135' SP

http://lamama.net/staticpages/index.php/monthly_pick_up_artist_135_2018_01

2018.1.14    @  有明 東京ビッグサイト  BanG Dream!「ガルパライブ&ガルパーティ!in東京」  

 

去年の武道館公演で圧倒されたポピパの楽曲聞きたさにツイッターでフォロイーさんからチケットを譲って頂き行った。

当日はビッグサイトとメッセを間違えるハプニングがありながらも無事間に合った。

 

ガルパーティ

・物販の気合の入りようがすごい、ガルパのゲームのガチャの封筒?でクリアしおりが買えたりと凝っていた。特にリアル勧誘ガチャでラババンが当たったりするのはファン冥利につきるんだろうなと。(ポピパのラババンが当たって絶対にフェスにつけていくと誓ったオタク)

・入場者特典でミッシェルのお面やロゼリアのデッキケースを配布したりとブシロ金あるなと(武道館のときもヴァイスのパック入ってて焦った)

・ミッシェル着ぐるみ撮影会参加したかった…

・こいついつもバンドリの再放送してんな

・ラジオの公録が思いのほか音楽番組していて笑ったしあやねるの縦セタがすごかった

・あやねる普通にアイドルのライブ行くんだな感

吉田有里さんが憧れる声質が玉置浩二は無理でしょ笑う

 

ガルパライブ

Afterglow

あやねるの楽曲はかわいい感じの曲しか聞いてなかったのでこういう方向もいけるんだな感。

 

ハロー、ハッピーワールド!

えがおのオーケストラっ!がシンプルに良すぎる。このバンドはコーラスが必要不可欠だし今度はフルメンバーでのワンマンが見たい

 

Pastel*Palettes

アイドルソングっぽい楽曲が観客のコールと一体となって響いていた。楽しい。

 

Roselia

CD音源ではあまり響かなかったのだけど、生で聞いたら演出含めカッコよくて手のひら返した。ドラムのデカすぎるバスドラムが大好きではっきりいってオタクレベルです。

 

・Poppin'Party

いやー最高。初披露のHappy Happy Party!が聞けたのもよかったし新曲のB.O.Fもライブ映えする曲だったしティアドロップスもスタービートもはっしーのドラムが光っていた。一番曲数多かったけどそれでもこれで終わり?感が拭えなかった。絶対5th行く。

 

いやーマジでライブの他にこういうイベを結構やってるみたいですしブシロ相当社運賭けてきてるなーって感じの気合の入ったイベでした。

少し前にRTで回ってきた「今のオタクは集団消費型だからライブ等のリアルイベントを定期的に挟まないと他のコンテンツに逃げていく」旨のツイートに納得せざるを得ませんわこれ

シンデレラガールズもこういうイベでもファンミでもいいから何かしらやってくれないかな…(絶対やらない)

2017年ベストアクト5  

 

1位 

2017.12.3    @ 東京 武道館 サンボマスターサンボマスター【1st日本武道館2017】~そのたてものに用がある~」

ロックンロールイズノットデッド

聞くデパス

 

2位

2017.08.12  @   埼玉 さいたまスーパーアリーナ 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!」

メローイエロー

Kawaii make MY day!

Cメロの「別にモテたいわけじゃないんです ただ真っ直ぐ笑っていたいだけなんです」にやられないオタクおる?

 

3位

2017.08.11  @   茨城 ひたち海浜公園 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017

KICK THE CAN CREW 

イツナロウバ→sayonara sayonara→アンバランス

この強いセトリは反則

 

4位

2017.08.21   @ 東京 武道館 Poppin'Party「BanG Dream! 4th☆LIVE Miracle PARTY 2017! at 日本武道館

前へススメ

ただでさえエモい曲が大橋彩香のドラムと相まって更にエモくなっていた

 

5位

2017.09.16   @   下北沢 下北沢各ライブハウス TOKYO CALLING

ガガガSP

国道2号線

リハでのコザック前田の行動と合わせて歌と行動が一致していて感動した

2017.05.06 @ 代官山UNIT アーバンギャルド「COUNTDOWN 10YEARS リクエスト・ワンマン ~ビョーキにしやがれ!~」  

 

アーバンギャルドのライブには年1ペースで行っている気がする。少女3部作やメンタルヘルズ、ガイガーカウンターカルチャーの時ほどの勢いは正直なところはないけれど(なんだかんだでおじさんと浜崎容子だけのツーマンバンドではなく谷地村くんが相当バンドの根幹を成していたんだと脱退して改めて思う.やっぱりバンドマンなら上手くやれよ…としか思えない部分は大きい)、フラッシュバックワンマンと称して一番後ろでも20mほどの狭いハコで昔のアルバム曲だけのライブをやってくれるファンサ精神が好きだ。

今回はリクエストワンマンという試みで、チケットを買った客の投票によりランキング順に曲を演奏するとのこと。正直なところ、アーバンギャルドのファンの好きな曲がわからないためわくわくしながら開演を迎えた。

おれの想像通り、おじさんメインの曲は都市夫は死ぬことにしたの1曲しかなかったけれども、一番好きなフレーズであるところの都市夫の体は宙を舞いぼくらの街に振ってくる~が久しぶりに聞くことができ幸せだった。演奏した曲は堕天使ポップや恋をしに行く、セーラー服を脱がさないでなど初期のアーバンギャルドらしいエモい曲が多く谷地村君戻ってこーい!と言う気持ちでいっぱいだった。

アンコールを迎え、生まれてみたいをしっとりと歌ったよこたんは素晴らしいという他なかった。また、2018年も何かしらライブに行きたい。

2017.12.4    @  渋谷 渋谷QUATTRO  SILHOUETTE FROM THE SKYLIT「『ガチガチん固めたいけん俺んターンたいッ☆TOUR』〜そりゃママにも無理よ 2017〜」  

 

クラウドファンディングの同行枠があると誘われたので行った。

彼らにとってクアトロは結構無理をした会場とのことで、ステージ上の彼らのメイクからもその気合が痛いほどわかった(V系か?ってぐらいメイクが濃かった)

アンコール後、プロモーターと次の会場の話をしている彼らは本当に必死で、LIQUIDROOMのライブが決まったとき、ファンを含めて嬉しそうな顔をしていた。

CDが売れない昨今、バンドで成り上がるって今の時代難しいよな…とつくづく感じたライブだった。

なんだかんだでテーピングの曲がよかったです。

2017.12.3    @ 東京 武道館 サンボマスター「サンボマスター【1st日本武道館2017】~そのたてものに用がある~」  

 

サンボマスターを知ったのはオナマシとのスピリットアルバムの放課後の性春だった。そのぬくもりに用があるを聞いてすげえバンドがいるもんだと思った。その後、フェスや男ドアホウ甲子園などには行っていたが初の武道館公演と聞いて即チケットを買った。

会場ではたくさんのフラスタが飾ってあった。銀杏にチン中村はいないんだな…とかオナマシは2017年になっても放課後の性春から変わらない音楽やってるなとか久保帯人先生はフラスタ送るんだ意外…と眺めていた。

MCで山口隆はことあるごとに8000人を連呼しており、武道館と言う会場にいつも以上に気持ちが昂ぶっているように感じた。その思いを受けて、観客も曲間の暗転時にやまぐちー!たかしー!きうちさんー!と野太い声を放っていた。

サンボマスターの歌はやさしい。山口隆が歌うロックは反体制を標榜するのではなく、何か傷ついたり日々をつらく生きるひとにそっと手を差し伸べるような慈しみを持った歌だ。

説明不要の名曲であるロックンロールイズノットデッドを聞いてスッと胸に何かがこみ上げてきた。今年一番いいライブだった。