2019.12.30 @ 幕張 幕張メッセ「COUNTDOWN JAPAN 19/20」
ただでさえナンバガとサカナクションが出演決定し行きたかった30日にロッキンに引き続きポッピンパーティがCDJにも出場する報を聞いて渋谷陽一に一生ついていくと決めました。以下レポ。
◆会場の雰囲気
客層が3年前に行った時よりもより一層チャラくなっている…!!!!!!!そして人人人!!!!!本当にこんなに人多いイベントだったっけ?とあせってしまった。だって朝の海浜幕張駅構内で終演後早めに出ないと帰れない可能性がありますっていうアナウンスなんて以前は流れてなかったもん。あと電車内の通勤電車並みの混みようもさあ…
そしてインスタorTikTok映えスポットが大量に出現していてロッキン以上の変わりようにあせった。マジでリクライニングシートの横にミラーボール置く必要あるか!?
考えてみれば、ロッキンがひたちなかというフジロックやライジングサンに比べればだいぶアクセスしやすいとはいえ郊外型であるのに対してCDJは完全屋内の都市型フェスなので客層も若干異なるかなあという印象。屋内なのでそんなに装備も必要ないしね。
◆物販
サカナクションとナンバガが並んでいる以上にCDJ公式グッズに長蛇の列が。皆アレ好きだけどいうほど翌年とかに着ている人間をそんなに見たことない。京都大作戦のTシャツはどこに行っても見るんだけどなあ。ポピパの全然告知のしなかった物販はいつもの在庫処分セット。ちょっとバングルライトが欲しかったけど3800円という値段はさすがに強気すぎて…
◆ネクライトーキー
お腹が減ったのでフードエリアでごはんを食べていたらフードコートでキャッチ―なキュートな音が。速攻で食事を済ませコスモステージへ。
ガールズバンドに採点甘目なおれではあるが、マジでボーカルの声質と色々なパーカッションを使う曲が多くだいぶキャッチ―で俺好みのもの。出てくるのがもうちょっと早かったらネズミの曲を31日の年越しステージで披露できたろうにそれは少し残念だけど間違いなく今後来るバンドなので期待したいところ。
1.こんがらがった!
2.ぽんぽこ節
3.だけじゃないBABY
4.夢みるドブネズミ
5.許せ! 服部
6.オシャレ大作戦
遠吠えのサンセット
◆Poppin'Party
メインイベント。最前から五列目付近を確保しワクワクが止まらなかったおれは浮足立っていた。リハと音チェックでアヤカオーハシがタムを叩いていたのも、ロッキンと違って2曲リハで演奏したのも、その光景をみて後ろの女性ふたりがリハからむり…かわいい…って言ったのも、大塚さんが唐突におたえの芝居をはじめて愛美しか反応できなかったのも、今年のロッキンより愛美をはじめとして余裕があったのも、みんな一言ずつコメントできていたのも、客の盛り上がりっぷりも、最後はあニメの曲やります!と言ってススメポピパでおなじみときめきエクスペリエンスを演奏するのもすべてがよかった。間違いなく2019年のポピパのベストアクトだったし、後方で客もサークルモッシュ等が発生してたという話もよかった。ホンマにおれはポッピンパーティに救われましたよ…ありがとう木谷、ありがとう渋谷陽一。
1.Time Lapse
2.二重の虹
3.キズナミュージック♪
4.ティアドロップス
5.ときめきエクスペリエンス
Cocco、いきなり顔も覆う全身呪いの人形のような白い服で現れたり(3曲目で脱いだ)初手から寝取られる歌(強く儚い者たちのことです)だったり樹海の糸で客が盛り上がったりと年末に闇属性の女の呪いが直撃して良いお年を~と言われても無事に新年迎えられそうにねえよ…って思った(最高)
1.強く儚い者たち
2.極悪マーチ
3.音速パンチ
4.有終の美
5.暗黙情事
6樹海の糸
7.フリンジ
◆175R
食事スペースで休憩しながら聞いていたけどハッピーライフが尋常じゃなく盛り上がっていてSHOGOやるやん!ってなった。
1.ハッピーライフ
2.これから
3.オレンジ
4.new world
5.Party
6.空に唄えば
メインイベントその2。ナンバーガール向井秀徳を前列でThis is 向井秀徳Tを着て(※1)この目で見れることができるなんて思っていなかったけどようやく見ることができた。本当に聞きたかったオモイデインマイヘッドと透明少女が聞けてもう何も言えないしアヒトイナザワのドラムと透明少女前の引っ張りまくったMCは笑った。
それはそれとして向井秀徳が若干怖かった。リハでPAに「もうちょいボーカルの音量さげてもらえますか」とドスが聞いた声で言っていたり、演奏の間に飲み終わった酒の缶を舞台袖方向に投げ捨てていたりしていたので…
全然関係ないけど途中で向井秀徳が夕焼け小焼けを演奏していたので実質きらきら星を演奏したポピパじゃん!みたいに思った。そういう意味でもこの日はバンドリの曲じゃん!ポイントが多かったですね…
1.日常に生きる少女
2.鉄風、鋭くなって
3.タッチ
4.ZEGEN VS UNDERCOVER
5.透明少女
6.YOUNG GIRL 17 SEXUALLY KNOWING
7.水色革命
8.TATTOOあり
10.IGGYPOP FANCLUB
ナンバーガールのあとということだけあって「北海道札幌市から来ましたサカナクションです」と彼らをリスペクトしたMCからはじまった山口一郎率いるサカナクション。トリだけあって音響以外は完全にワンマンでスクリーンにMVを映したりと踊りに踊れる最高の空間とセトリで2019年を締めくくるのにふさわしいライブだった。でもやっぱりフェスの音響じゃ物足りないのでまた行きたいんですよねワンマン。ただでさえロッキングオン誌主催のフェスにあまり出ない印象の彼らだけど、禁止事項である写真撮影を煽ったことでより出れなくなるかもなんでそういう意味でも立ち会えてよかった。
1.新宝島
2.夜の踊り子
3.モス
4.Aoi
5.ユリイカ
6.years
7.ナイロンの糸
8.陽炎
9.ネイティブダンサー
10.ミュージック
11.アイデンティティ
12.ルーキー
13.忘れられないの
◆おわりに
CDJ、1000000000000000000000000点!
ポピパだけで12000円の元は取りましたし(※2)、Coccoネクライトーキー175Rに加えナンバガサカナクションとはっきりいって最高のライブでしたね。
また、ポピパのステージでは愛美が今日初めてみた人~という問いかけに8割方手を上げていて、こういう風にフェスに出て一般層に訴求していくのは本当に大事だなと。
来年の規模縮小のロッキン3日間開催に出してくれるかは大分枠的に怪しいけれど、来年もポピパがロッキングオンのフェスに出てくれると大変うれしいし、サイサイ以外のバンドマンと写真を撮るポピパの皆様を見たいので何卒渋谷様…
一番端のステージでいいんで…クイックレポートのコメント数から見ても信者力はステージの規模以上に強いんで…一応WANIMAやサザン規模の西武ドーム公演やった実績あるんで…(埋まったとは言っていない)
※1
バンドリのライブ後フォロワーさんとハムの列に並んでいたらそのTシャツどこで売っているんですか?とナンバガTシャツを着た方に話しかけられて笑った。まあナンバガが好きでもわざわざ開催日数が少なかった向井秀徳展には行くかと言われると…
※2
それはそうと、ポピパの◯th単独ライブよりも六本木ロッキンCDJとかの方が満足度が高いんだけどこれなんなんだろうなと。
(仕方ないとはいえ)バンジードリームのライブ、少ないと10曲前後、多くて20曲前後なんですけど今日GALAXYステージをずっと見ていたと仮定して概ねノリに乗った7バンド計70曲前後の楽曲が聞けるんですよね。普通にライブ行く人間はもちろんのことオタクライブ参加者からしても!?ってなるのは否めない。やっぱりバンド売りしていくにはチケット価格が鬼門かな…でも今日のサカナクションのように「東京都新宿区から来ましたポッピンパーティです、ドラムスアヤカオーハシ!」と言う愛美、マジで見たいんだよな。