2019.8.12 @ ひたちなか ひたち海浜公園 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」
昨日に引き続きレポ。
■物販
スピッツが異様な列形成になっておりファンの強さに驚いちゃった。
そしてこのフジファブリックのラババン、虫よけ効果があるとはいえマジで虫よけスプレーの匂いがして長時間付けてるのはだいぶ厳しい。デザインは好きなんだけどね。
■食事
そこそこロッキンに参加している方だと思っているんですけど食べたことのないメロンを食べましたがこれマジでおいしいし10年前のおれに食べろって言ってやりたいですね。
■開会挨拶(渋谷陽一)
渋谷陽一が本当に校長先生の挨拶をしていて笑うと同時に来年の三日間開催についても触れていてオタクスマイルになったあ。三日間開催が戻ってくるんやなって…そしてフジロックやサマソニの開催日程には触れているのにライジングサンには一切触れようとしないの、やっぱり過去の遺恨が根強いんだなあと。
ギターが抜けたのが話題になったけど、そのサポートがまさかWANIMAのコーシンで爆笑した。ライブ後の写真見たら結局他のメンバーも写っててほぼモンパチをノットてる感じだったし。
- PARTY
2.あなたに
- Love song
- OKINAWA CALLING
5.honeymoon
6.TRY ME 〜私を信じて〜
7.小さな恋のうた
8.DON'T WORRY BE HAPPY
■フレンズ
最高。だってひろせのめちゃくちゃ動けるデブって感じの動きからの渋い声やおかもとのキュートな歌声、塩と砂糖の振付など本当によかった。前々からナイトタウンええなあ…とは思ってたんだけど、ここまで90年代テイストの楽曲群で構成されているなんて思ってなかったし、ザ夏!という曲が本当に多くてフェス映えがすさまじかった。
本当によかったので来年のワンマン行きます…
1.地球を越えても
2.夏のSAYにしてゴメンね
3.夜にダンス
4.iをyou
5.塩と砂糖
6.Love,ya!
■大塚愛
ハッピーデイズや桃ノハナビラ等の初期の名曲からのさくらんぼにはニッコリ。ただ、さくらんぼで声が若干かすれ気味になっていたのが残念だった。
1.PEACH
2.kit palette
3.桃ノ花ビラ
4.Chime
6.XOX
7.ポンポン
9.さくらんぼ
光についてなんてやられたら10000点出ちゃいますよホンマ…
MCでロッキンに出たのは10数年ぶりと言っていたのがほんとうにやるせなかったけれども、フォレストステージと言えども十分会場を埋めていてロッキンの客も捨てたもんじゃねえなと感じたしそこらへんも踏まえてロッキングオンもブッキングしてほしいなと切に願う。
1.Arma
2.FLY
3.風待ち
4.光について
5.Alright
6.Everyman, everywhere
■YogeeNewWaves
聞いていてYogeeNewWavesも夜ダンもフレンズもサカナクションも80~90年代のディスコミュージック?っぽい曲に一定の需要があるのに今さら気づいたんだけど4月のあのクネクネ踊る人間が多数を占めていたサカナクションのライブで気づけって話なんだよな
1.Megumi No Amen
2.Good Night Station
3.CAN YOU FEEL IT
4.Bluemin’ Days
5.Ride on Wave
6.Listen
■ナオトインティライミ
パークステージを通りがかったとき、彼のMCの異様さにあのサイコパス扱いするわるいインターネットが妙に信憑性を感じてしまった。
宮本が穴の開いた靴下を掲げながら俺たちの明日をはじめとした応援歌を歌うの本当に涙しか出ないし頑張ろうと思うんですよね。ほんとうにファイティングマンですよ。
1.ズレてる方がいい
2.悲しみの果て
3.デーデ
4.ハナウタ~遠い昔からの物語~
5.翳りゆく部屋
6.桜の花、舞い上がる道を
7.笑顔の未来へ
8.俺たちの明日
9.今宵の月のように
10.ファイティングマン
■ポルノグラフティ
初手メリッサからのサウダージハネウマライダーアゲハ蝶ミュージックアワー、神の上か!?って感じのつよすぎるセトリ。
岡野がワシら(一人称ワシ、萌え~)がロックフェスに出るのもおこがましいと思っていたんだけど、楽屋で刺青が入ったゴリゴリのバンドマンたちに昔からファンでした!とか学生時代コピーしていました!と言われてうれしくなったというMCは必聴ものだし、アゲハ蝶の大サビの入り方を間違えるのも面白かった。なによりも、ミュージックアワー前のMCで夏の曲やりますか!と言い、岡野曰く「ダサい」サビの振付を練習するのも楽しかった。ポルノ目当てのファンはラジオネーム恋するうさぎちゃんのフレーズでうさみみの振付してたし定番なんですかねこれ。
1.メリッサ
2.ハネウマライダー
3.サウダージ
4.カメレオン・レンズ
5.Zombies are standing out
6.THE DAY
7.アゲハ蝶
■スピッツ
生で草野マサムネを見る機会に恵まれるなんて思っていなかったし、ステージに入ったら観客に会釈するそのたたずまいというか振る舞いが本当に楽曲どおりのひとなんだなあと安堵感があった。グラスステージで空も飛べるはずや運命の人をはじめとしたヒット曲を聴く観客の間には確かにゆったりとした時間が流れていたし、前前前世のイントロが流れたときには静かに揺れていた周囲が沸きに沸いていた。やっぱり何十年も継続してヒットを出し続けるバンドの地力を感じた時間だった。
1.海とピンク
2.運命の人
3.メモリーズ・カスタム
4,コメット
5.空も飛べるはず
7.優しいあの子
8.トンガリ'95
9.8823
10.涙がキラリ☆
山内がロッキンジャパン20周年の祝辞を述べた後に自分たちも今年でデビュー15周年でここまでやってくるのに色々ありましたみたいなことを言っておりエモくなっちゃった。
そしてその後のMCでフジファブリックは解散とかありませんから安心して応援してください!と言っていたのもエモくなっちゃった(2)し、メンバー紹介のおわりに志村正彦というメンバーもいるので忘れないでくださいね!というのもホンマ何も言えへんな…と。
最後の曲である若者のすべてが演奏されたあと、今年からパークステージレイクステージでも上がることになった花火が上がると最後の花火に今年もなったな~と観客が合唱し始めて待って…無理…(限界腐女子)ってゆったあ。
若者のすべてでロッキン20周年のフィナーレを迎えるの本当の本当に最高なんですよね。
1.STAR
2.Sugar!!
3.虹
4.手紙
5.LIFE
6.カンヌの休日
7.東京
8.若者のすべて
■最後に
一日目レポの冒頭にも書いたように出演者がどんどんミーハーになってくることから周囲の音楽好きにロッキンが好きと個人的にはなかなか言いづらくなっている昨今ですけれど、今年二日参加してみてやっぱり間違いなくいいフェスだと思ったんですよね。
もちろん従来どおり、見たいバンドを詰めに詰めまくってタイテを回すのもよし、美味しいフェスごはんをたのしむのもよし、インスタ映えスポットで写真を撮るのもよし(帰りのバスの中で5人ぐらいフェス楽しかった~ロッキン最高!と地鶏をアップロードしはじめたのにはさすがに驚きましたが)と多様な楽しみ方ができるようにきちんとロッキングオンが運営しているのは本当に好感が持てるし、子供からお年寄りでも楽しめるように配慮がなされているのは結構希有なんですよね。それを支えるスタッフも大量に動員して体調不良の方がいたらすぐ声掛けして救護室に連れて行きますし、ゴミの回収とかも6万人オーバーの会場なのに素早い。そしてそれに行く観客のマナーもこの人数なのにかなり良い。
最後に、タイテについてもロッキンジャパンの功労者には多大な配慮がなされていることも良いなあと。確かにいまのグラスステージにはバンド以外が立つことも少なくないんですけど、やっぱり最終日のグラスステージのヘッドライナーにホンマモンの功労者であるドラゴンアッシュを配置するのは本当に頭が下がるし、昔グラスステージで今の客層と合わなくなったバンドだとしてもレイクステージに配置するのは佳いとしか。残念ながら、最終日のドラゴンアッシュはポルノ→スピッツでいた客が結構帰ってしまい、ガラガラとまでは言わないまでも少し寂しい観客数だと聞き残念でしたが(おれ自身も富士ファブリックに行ったのでそれは言えませんけど)それでもロッキングオンがこういうタイムテーブルを組む限りは案外大丈夫なんじゃないかなと思います。
2000年代のようなタイムテーブルは戻ってこないし、いまのロッキンには出ないバンドもいるとは思うけど、それでも2020年以降のロッキンには期待しかないし、来年も再来年も行きたいと思えるフェスだと思います。ロッキンを好きで本当によかった。