beki雑記

オタクのライブレポ

2019.4.24 @ 渋谷 CLUB QUATTRO Analogfish ・ASIAN KUNG-FU GENERATION「聖地巡礼 – Analogfish X ASIAN KUNG-FU GENERATION 」  

 

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アジカンがクアトロでライブをすると知り、すごく行きたい気持ちになったのだが、あいにくおれはアナログフィッシュを存じ上げなかった。ただ、すごく良いと勧められベストアルバムを借りてみたところ、スペースシャトルが墜落した曲(※1)をはじめとして思った以上に耳に馴染んだ。ただ同時にゆったりと座って鑑賞したいな…という気持ちが強かったのも事実であり、オルスタで観ていいのかなという不安も少しよぎった。

以下レポ。

 

アジカン

3mの距離で生の後藤正文を見て思いのほか小さいなという感想が脳裏によぎったのだが、それ以上にパフォーマンスに圧倒された。アジカン自体、去年のロッキンでグラスステージの端でしか見たことがなかったので、こうやってまじまじと見るとその技術の高さにさすがこのCDの売れない時代にアルバムを2万枚売るバンドだなと納得させられたのが正直なところ。

セトリについて、ロッキンのベストアルバムのようなフェス映えをねらったセトリとは異なり、新譜ホームタウンからの楽曲が中心だった。個人的には森見登美彦のアニメ主題歌の「荒野を歩け」や「迷い犬と雨のビート」が聞けたのが嬉しかった。また、MCで後藤自身も非常におだやかでアナログフィッシュの20周年を祝っており少しほんわかした。

演奏終了後、周囲の女性が号泣していたけれど、あれを観たら確かにな…と妙に納得できる圧巻のステージだった。

 

アナログフィッシュ

ベストアルバムを聴いた時に抱いたゆっくり座って観たいという印象とはまったく異なるパフォーマンスにただただ驚いた。これについては、アジカン後藤のツイートが本当に的を得ており、陰と陽がちょうどよく混ざったダブルボーカルの歌声がひたすら心地よかった。特に下岡のCDの音源とは明らかに異なる魂のこもった歌唱に最高以外の言葉がない。

(付け加えるとFineでの佐々木の声に元気をたくさんもらった)

 

平成最後に観るライブがアジカンアナログフィッシュでよかった、と思えた夜だった。

 

※1

www.youtube.com