beki雑記

オタクのライブレポ

映画「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」を見ました。

 

いやー正直2期できれいに完結したし何やるんだろう?と思ったけどこんな感じのアンサーがくるとは思っていなかった。映画の主題は転校先の学校の生徒の保護者や先生たちに浦の星を認めさせるためにアクアがライブをするという話なのだけど、まりちゃんと親との和解パートを挟んだことでちょっと散文的になった印象がある。

だけどアクアの9人がこれからやりたいことを明示してくれたのはすごくよかった。観ている最中、ミューズが矢吹丈のように真っ白に燃え尽きる物語だったとしたら、アクアは星飛雄馬のように左腕が壊れても泥臭く打者転向や右腕で投げる方法を模索する(※1)話で対比されていて良いなあと。それと、あの弱虫だったダイヤちゃんがセイントスノーのりあちゃんに対して激励していたのは彼女の成長を感じたし、もっというならキャプテンの五十嵐っぽさを感じさせた(※2)。3年生が卒業しても終わらない彼女たちの物語を今後も見守っていきたい。

 

 

 

※1

新巨人の星の一徹、飛雄馬がまた野球をするのをもうわしは止められないというシーン本当に泣けるんですよね。白髪が生えておじいちゃんになった一徹をみると左門妹と異なりどうしようもなく時間が経過しているんだなあと。

 

※2

ああいう世代交代もの本当にすき