beki雑記

オタクのライブレポ

拝啓 岩沢正美さま  

 

フーバーオーバーとの出会い

好きなバンドを3つ挙げろと聞かれたらフーバーオーバーブルーハーツガガガSPだと即答するレベルでフーバーオーバーが好きだ。中学生の時に1stフルアルバムのArtNo.5をCDショップで聞いた時からもう岩沢正美の作り上げる絶妙にポップなメロディとキュートで毒の入った歌詞に今でもときめいている。

当時からわからない人とフェンダーと広告風船は本当にずっと聞いていてわからない人の「君のキラメキと胸のトキメキにつなぐ言葉を探してはどっかでやっぱり…とか考えて脳みその中で過ぎていく」というフレーズに何回参ったかわからないしフェンダーの歌詞はもう大学ノートに何度書き写したか覚えていない。もっと言えば、弟がゲームをプレイする時にずっとフェンダーとわからない人を流していたせいで、そのゲームをプレイするたびにさよならは君だけでもう十分なんだよ~という歌いだししか思い出さないと怒られたことがある。

その後もずっとmasterpieceというしかないCDを出してくのだが、頻繁にメンバーが脱退していき最終的にはオリジナルメンバーが岩沢正美しかいないという事態に陥っていた。フーバーオーバーは作詞作曲をすべて彼女が行っているワンマンバンドだったなので特に問題はなかったが、メンバーチェンジしていくたびに初期の尖った音が薄れていった印象は否めなかった。

例を挙げると、構造的欠陥を聞いていただければわかりやすい。

 

構造的欠陥(STYLE OF Limited Ver)

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構造的欠陥(A型センチメンタルVer)

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確かにA型センチメンタルVerの方がよくまとまっていて聞きやすいのだが、個人的にはケンタや小次郎が在籍していた頃の構造的欠陥の方がギターとドラムの自己主張と岩沢正美の楽曲が絶妙なバランスで存在していて聞いていて楽しかった。

 

■ライブについて

ライブでの岩沢正美のライブでの話はお世辞にも上手くなく、他のメンバーが曲間を埋めることが多かった。話したとしてもいつも今ハマっている食べ物の話ばかりしていたし、雑誌等のインタビューでもあまり作品についても多くを語らない印象だった。(彼女がリスペクトするコレクターズとの対談でも山中さわおと古市コータローと大木温之という大御所と同席したとはいえ全然話せていなかった(※1))

 

また、解散一年前のライブにいったとき彼女はバイトを一日で辞めたと言っており、本人もたびたび言っていたとおり音楽がなければ生きていけないひとなんだろうな…とつくづく思った。

だから解散の発表の際、彼女はこの先生きていけるのだろうか?と不安にならざるを得なかった。

皮肉にも解散ライブのチケットは普段のライブよりもはるかに早いベースで売れ、彼女たちかよくライブを行っていた下北Queを早々に埋め、チケットが取れなかったおれは「こんな時に限って行くなら普段から行ってろよ」と毒づくしかなかった(その前にやっていたリクエストワンマンやツアーワンマンはそこまで埋まっていなかった覚えがある) し、彼女たちが一番大きいハコでやったのがO-West,だと思うと今でも本当にかなしくなってしまう。(O-West,は一切悪くないしいいハコだが、武道館は無理でも1回ぐらいコーストでライブしてほしかったという思いが強い)

 

フーバーオーバー解散後

解散ライブを終えベストアルパムを出しフーバーオーバーは終わった。だがフーバーオーバーは先述したとおり岩沢正美がいれば成立するので大丈夫だろうと楽観視していた。

けれども、他のメンバーの音楽活動をしている情報が入ってきても、彼女の活動報告は一切なかった。やっぱり死んじゃったのかな…とうっすら感じながらも昨年2017年までCDを聞いたりカラオケのどの曲を歌っても全部1位になってしまう現状を見ては岩沢正美歌唱印税入っているのかな?と思う日々が続いた(Angel Beats!で彼女がモデルのキャラが出たときは麻枝准もフーバー聞くんだ…とちょっと笑った)

そんな中、ふとフーバーオーバーで検索してみると驚いた。木下めろん名義で作家活動を行っていたのだ。しかも解散直後から活動していると知って本当に安心した。

しかしながら、彼女の作曲する曲の多くは演歌で試聴してみても明らかに今までの岩沢正美の音ではなかった。少しがっかりしつつも、活動していれば今までのような琴線に触れるような曲が出るだろうと期待していた。

そしてこの度、STU48のB面曲の「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで」の作曲・編曲を担当すると知りCDを聞いて本当に岩沢正美があの帰ってきたのだと嬉しかった。前々から思っていたことだが、彼女の曲はアイドルとの親和性が非常に高いため、サビのエモい早口パートが最高に合ってる。贅沢を言えば、作詞は秋元康が行っているため、彼女の世界観が完全に出せていないのが少々残念ではある(彼の作品だとアニメじゃないや

0点チャンピオンやメロスのようにの作詞は天才だと思う)が。これを機にどんどんアイドルに楽曲提供してもらえたら本当に嬉しい。

絶対にないけど、アイドルマスターシンデレラガールズ佐久間まゆさんに合うような外出禁止や声みたいな曲を提供してくれねえかなあ。

             

フーバーオーバー / 声

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フーバーオーバー 外出禁止

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※1 [CLUB Que 15周年記念 THE COLLECTORS × the pillows Theピーズ × フーバーオーバー特別対談

http://www.ukproject.com/que/pickupartist/0906que15th.html