beki雑記

オタクのライブレポ

2019.8.30  @  さいたま さいたまスーパーアリーナ 「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」

 

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■はじめに

ツイッターをはじめてだいたい10年がたつが、毎年この季節になるとタイムラインがアニサマの話題になる。それぐらいこのイベントがアニメや声優のライブが好きな人間にとって身近なことは知っていたし、毎年さいたまスーパーアリーナを埋める国内でも最大級のアニソンフェスであることはいうまでもない。

そんなイベントにオタクのはしくれであるおれもいつか参加したいとは思っていたのだが躊躇する気持ちの方が強かった。理由として、毎年客が悪い意味で元気であることがツイートで流れていたのが大きい。鈴木このみDAYS of DASH」のアニサマ陸上や改造ペンライトの使用、#アニサマ出禁チャレンジ、エアガン発射、ゴキブリ散布、ライブ中にキムチ・ハチミツを頭からかぶるなど枚挙に暇がなく、普通の声優ライブ等の一般的な厄介(改造サイリウムの使用や過剰なコールなど)の域をはるかに越えており、さすがにこれは…と思っていた。

ただ、ゴキブリ散布の件で逮捕者が出たこともあり、運営側も入念なチェックをすることになったと聞いていたし一回ぐらい参加しとくかと安易にチケットを申し込んだのが参加のきっかけだ。以下レポ。

 

■開演前

・けやきひろばの屋台が多く出ていてにぎやか、タイムラインのアラサーオタクはチケットがない日もここに訪れ年に一度の同窓会的なノリでお酒を飲むとのことで、確かにそんな雰囲気が伺いしれた。

・けやきひろば、なんか大音量でオタクソングを流してオタ芸する人間が思いのほか多くて面食らう

・今まで行ったライブの中で一番厳重な入場時手荷物検査。リュックの中の目視確認+ポケットの中のものを出して金属探知機チェックって笑うでしょ

・入り口でもらった注意書きの文字の細かさが運営の苦難を表していて爆笑した。今年のロッキンのパンフと比較するとその落差がひどすぎて笑う。いや野外フェスと比べてもしかたのないことだけどさあ…

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■ライブ感想

 

オーイシマサヨシの佳さが前面で出ているこの曲を生バンドで聞けて最高以外の言葉ない。

乗ってけジャパリビート、シングシングシングっぽいタムの回し方がホンマええな…けもふれの曲、タム使いがちか!?

03          Shocking Blue / 伊藤美来

04          閃きハートビート / 伊藤美来 feat. 佐藤純一(fhána)

05          Ray Rule / 石原夏織

06          TEMPEST / 石原夏織

07          Grand symphony / 佐咲紗花

08          あんこう音頭~High-Flying Future!! / 佐咲紗花

09          Enter Enter MISSION! / 佐咲紗花×渕上 舞

2年前のオペラシティ以来の佐咲さんのエンターエンターミッションに涙が止まらない…ガルパンについて熱く語っていてよかった

 

10          BLACK CAT / 渕上 舞

11          Lost Princess / アニメロサマープリンセス from プリンセスコネクト!Re:Dive

30オーバーの人間がキャルのコスプレしながら歌っているのだいぶ興奮しました。あと声優の半分がシンデレラかウマ娘で見た感じでさすがサイゲだなあと。

12          Connecting Happy!! / アニメロサマープリンセス from プリンセスコネクト!Re:Dive

13          限界突破×サバイバー / 氷川きよし

14          TOUGH BOY / 氷川きよし

氷川きよしがコール&レスポンスをして観客を掌握していたの本当に演歌歌手なんだなあと。客の心をつかむのが段違いで上手い。

15          TRY UNITE! / 中島 愛×石原夏織

16          ORDINARY LOVE / 逢田梨香子

17          蒼い鳥(M@STER VERSION) / 如月千早 feat. ピアニート公爵

シクレがミンゴス!??は???みたいな感情で5分過ぎて行った。最近のミンゴス、ニコ生でデレステをプレイしていた姿しか見ていなかったのでこんなに歌が上手いことを忘れていたんだよな 

18          グローリー! / 三森すずこ×オーイシマサヨシ

19          ファッとして桃源郷 / 三森すずこ×石原夏織

20          ドキドキトキドキトキメキス♡ / 芹澤優♡→三森すずこ←♡大坪由佳

21          ユニバーページ / 三森すずこ×渕上 舞

22          会いたいよ...会いたいよ! / 三森すずこ

23          楽園都市 / オーイシマサヨシ

24          オトモダチフィルム / オーイシマサヨシ×オーハシアヤカ

25          forget-me-not / ReoNa

26          虹の彼方に / ReoNa

27          幻想曲WONDERLAND / i☆Ris

28          Endless Notes / i☆Ris

29          アルティメット☆MAGIC / i☆Ris

30          ワタシノセカイ / 中島 愛

31          Bitter Sweet Harmony / 中島 愛

32          ラブ・ドラマティック / 鈴木雅之 feat. スフィア

33          違う、そうじゃない~め組のひと / 鈴木雅之 feat. スフィア

鈴木雅之、段違いで歌が上手くてこれだけでチケット代を回収できた。

34          LOUDER~BLACK SHOUT / Roselia

35          BRAVE JEWEL / Roselia

プロのバックバンドのあとに聞くとあんまりうまくないですね!(けいおん中野梓)という感想が出る。

36          This game / Roselia feat. KONOMI SUZUKI

37          真理の鏡、剣乃ように / 鈴木このみ

38          蒼の彼方 / 鈴木このみ

39          DAYS of DASH / 鈴木このみ

これが伝説のデイオブダッシュか…と怖かったんですけど走る人間がいなくて安心しました。

40          divine intervention / fhána

41          青空のラプソディ / fhána with あにさまフレンズ

42          きみは帰る場所 / fhána feat. Gothic×Luck

43          僕を見つけて / fhána

44          MOON SIGNAL / スフィア

45          Music Power→!!!! / スフィア

46          Now loading...SKY!! / スフィア

47          LET・ME・DO!! / スフィア

48          CROSSING STORIES / アニサマ2019出演アーティスト

さすがに鈴木雅之氷川きよしは歌わないんだね…

 

■おわりに

想像していた100倍面白いイベントでした。やっぱりツイッターでセトリ眺めているだけじゃ現場の雰囲気なんてわかんねえよなあと再確認。

ただ、演奏中に大声で話したり目立つMIXを入れたりMC中にヤジを飛ばす声オタ・ドルオタの文脈の方々は去年みたトライセイル以上におり、結構そこらへん厳しいなあと。あと、おれ自身劇場版以外全然アニメを視聴しなくなっているのと、声優のソロを追っていないので今回のセトリは8割方聞いたことのない曲だった。これは完全におれが悪いし当たり前なんだけど現在アニメを見ていない人間が行くべきイベントではないんだろうなあ。三日目シークレットの放課後ティータイムのようにアラサーオタク向けのアニソンフェスを切に願います。

2019.8.12  @  ひたちなか ひたち海浜公園 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」

 

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ロッキンセンリツ情報①

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ロッキンセンリツ情報②

 

 

昨日に引き続きレポ。

 

■物販

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スピッツが異様な列形成になっておりファンの強さに驚いちゃった。

そしてこのフジファブリックのラババン、虫よけ効果があるとはいえマジで虫よけスプレーの匂いがして長時間付けてるのはだいぶ厳しい。デザインは好きなんだけどね。

 

■食事

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そこそこロッキンに参加している方だと思っているんですけど食べたことのないメロンを食べましたがこれマジでおいしいし10年前のおれに食べろって言ってやりたいですね。

 

 

■開会挨拶(渋谷陽一)

渋谷陽一が本当に校長先生の挨拶をしていて笑うと同時に来年の三日間開催についても触れていてオタクスマイルになったあ。三日間開催が戻ってくるんやなって…そしてフジロックサマソニの開催日程には触れているのにライジングサンには一切触れようとしないの、やっぱり過去の遺恨が根強いんだなあと。

 

MONGOL800

ギターが抜けたのが話題になったけど、そのサポートがまさかWANIMAのコーシンで爆笑した。ライブ後の写真見たら結局他のメンバーも写っててほぼモンパチをノットてる感じだったし。

 

  1. PARTY

2.あなたに

  1. Love song
  2. OKINAWA CALLING

5.honeymoon

6.TRY ME 〜私を信じて〜

7.小さな恋のうた

8.DON'T WORRY BE HAPPY

 

■フレンズ

最高。だってひろせのめちゃくちゃ動けるデブって感じの動きからの渋い声やおかもとのキュートな歌声、塩と砂糖の振付など本当によかった。前々からナイトタウンええなあ…とは思ってたんだけど、ここまで90年代テイストの楽曲群で構成されているなんて思ってなかったし、ザ夏!という曲が本当に多くてフェス映えがすさまじかった。

本当によかったので来年のワンマン行きます…

 

1.地球を越えても

2.夏のSAYにしてゴメンね

3.夜にダンス

4.iをyou

5.塩と砂糖

6.Love,ya!

 

大塚愛

ハッピーデイズや桃ノハナビラ等の初期の名曲からのさくらんぼにはニッコリ。ただ、さくらんぼで声が若干かすれ気味になっていたのが残念だった。

 

1.PEACH

2.kit  palette

3.桃ノ花ビラ

4.Chime 

5.ロケットスニーカー

6.XOX  

7.ポンポン

8.Happy Days

9.さくらん

 

GRAPEVINE

光についてなんてやられたら10000点出ちゃいますよホンマ…

MCでロッキンに出たのは10数年ぶりと言っていたのがほんとうにやるせなかったけれども、フォレストステージと言えども十分会場を埋めていてロッキンの客も捨てたもんじゃねえなと感じたしそこらへんも踏まえてロッキングオンもブッキングしてほしいなと切に願う。

 

1.Arma

2.FLY

3.風待ち

4.光について

5.Alright

6.Everyman, everywhere

 

■YogeeNewWaves

聞いていてYogeeNewWavesも夜ダンもフレンズもサカナクションも80~90年代のディスコミュージック?っぽい曲に一定の需要があるのに今さら気づいたんだけど4月のあのクネクネ踊る人間が多数を占めていたサカナクションのライブで気づけって話なんだよな

 

1.Megumi No Amen

2.Good Night Station

3.CAN YOU FEEL IT

4.Bluemin’ Days

5.Ride on Wave

6.Listen

 

■ナオトインティライミ

パークステージを通りがかったとき、彼のMCの異様さにあのサイコパス扱いするわるいインターネットが妙に信憑性を感じてしまった。

 

エレファントカシマシ

宮本が穴の開いた靴下を掲げながら俺たちの明日をはじめとした応援歌を歌うの本当に涙しか出ないし頑張ろうと思うんですよね。ほんとうにファイティングマンですよ。

 

1.ズレてる方がいい

2.悲しみの果て

3.デーデ

4.ハナウタ~遠い昔からの物語~

5.翳りゆく部屋

6.桜の花、舞い上がる道を

7.笑顔の未来へ

8.俺たちの明日

9.今宵の月のように

10.ファイティングマン

 

■ポルノグラフティ

初手メリッサからのサウダージハネウマライダーアゲハ蝶ミュージックアワー、神の上か!?って感じのつよすぎるセトリ。

岡野がワシら(一人称ワシ、萌え~)がロックフェスに出るのもおこがましいと思っていたんだけど、楽屋で刺青が入ったゴリゴリのバンドマンたちに昔からファンでした!とか学生時代コピーしていました!と言われてうれしくなったというMCは必聴ものだし、アゲハ蝶の大サビの入り方を間違えるのも面白かった。なによりも、ミュージックアワー前のMCで夏の曲やりますか!と言い、岡野曰く「ダサい」サビの振付を練習するのも楽しかった。ポルノ目当てのファンはラジオネーム恋するうさぎちゃんのフレーズでうさみみの振付してたし定番なんですかねこれ。

 

1.メリッサ

2.ハネウマライダー

3.サウダージ

4.カメレオン・レンズ

5.Zombies are standing out

6.THE DAY

7.アゲハ蝶

8.ミュージック・アワー

 

スピッツ

生で草野マサムネを見る機会に恵まれるなんて思っていなかったし、ステージに入ったら観客に会釈するそのたたずまいというか振る舞いが本当に楽曲どおりのひとなんだなあと安堵感があった。グラスステージで空も飛べるはずや運命の人をはじめとしたヒット曲を聴く観客の間には確かにゆったりとした時間が流れていたし、前前前世のイントロが流れたときには静かに揺れていた周囲が沸きに沸いていた。やっぱり何十年も継続してヒットを出し続けるバンドの地力を感じた時間だった。

 

1.海とピンク

2.運命の人

3.メモリーズ・カスタム

4,コメット

5.空も飛べるはず

6.前前前世 [ RADWIMPS cover ]

7.優しいあの子

8.トンガリ'95

9.8823

10.涙がキラリ☆

 

フジファブリック

山内がロッキンジャパン20周年の祝辞を述べた後に自分たちも今年でデビュー15周年でここまでやってくるのに色々ありましたみたいなことを言っておりエモくなっちゃった。

そしてその後のMCでフジファブリックは解散とかありませんから安心して応援してください!と言っていたのもエモくなっちゃった(2)し、メンバー紹介のおわりに志村正彦というメンバーもいるので忘れないでくださいね!というのもホンマ何も言えへんな…と。

最後の曲である若者のすべてが演奏されたあと、今年からパークステージレイクステージでも上がることになった花火が上がると最後の花火に今年もなったな~と観客が合唱し始めて待って…無理…(限界腐女子)ってゆったあ。

若者のすべてでロッキン20周年のフィナーレを迎えるの本当の本当に最高なんですよね。

 

1.STAR

2.Sugar!!

3.虹

4.手紙

5.LIFE

6.カンヌの休日

7.東京

8.若者のすべて

 

■最後に

一日目レポの冒頭にも書いたように出演者がどんどんミーハーになってくることから周囲の音楽好きにロッキンが好きと個人的にはなかなか言いづらくなっている昨今ですけれど、今年二日参加してみてやっぱり間違いなくいいフェスだと思ったんですよね。

もちろん従来どおり、見たいバンドを詰めに詰めまくってタイテを回すのもよし、美味しいフェスごはんをたのしむのもよし、インスタ映えスポットで写真を撮るのもよし(帰りのバスの中で5人ぐらいフェス楽しかった~ロッキン最高!と地鶏をアップロードしはじめたのにはさすがに驚きましたが)と多様な楽しみ方ができるようにきちんとロッキングオンが運営しているのは本当に好感が持てるし、子供からお年寄りでも楽しめるように配慮がなされているのは結構希有なんですよね。それを支えるスタッフも大量に動員して体調不良の方がいたらすぐ声掛けして救護室に連れて行きますし、ゴミの回収とかも6万人オーバーの会場なのに素早い。そしてそれに行く観客のマナーもこの人数なのにかなり良い。

最後に、タイテについてもロッキンジャパンの功労者には多大な配慮がなされていることも良いなあと。確かにいまのグラスステージにはバンド以外が立つことも少なくないんですけど、やっぱり最終日のグラスステージのヘッドライナーにホンマモンの功労者であるドラゴンアッシュを配置するのは本当に頭が下がるし、昔グラスステージで今の客層と合わなくなったバンドだとしてもレイクステージに配置するのは佳いとしか。残念ながら、最終日のドラゴンアッシュはポルノ→スピッツでいた客が結構帰ってしまい、ガラガラとまでは言わないまでも少し寂しい観客数だと聞き残念でしたが(おれ自身も富士ファブリックに行ったのでそれは言えませんけど)それでもロッキングオンがこういうタイムテーブルを組む限りは案外大丈夫なんじゃないかなと思います。

2000年代のようなタイムテーブルは戻ってこないし、いまのロッキンには出ないバンドもいるとは思うけど、それでも2020年以降のロッキンには期待しかないし、来年も再来年も行きたいと思えるフェスだと思います。ロッキンを好きで本当によかった。

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2019.8.11  @  ひたちなか ひたち海浜公園 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」

 

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毎年ロッキンの愚痴(主に三日間開催にもどして、アイドルをグラスステージに出すのやめへん?)を言いつつほぼほぼ参加するおれではあるけれど、今年はナンバガエルレフジロックライジングサンに出るのに昔しょっちゅう出ていた彼らがロッキンには出ない(MONOEYESやHIATUS、NCIS、ZAZEN、向井秀徳名義では普通にロッキンに出る)ことにだいぶ今のロッキンも変わってしまったんだな…と今年は違うフェスに行こうと迷っていた。だけれども、おれが年に2~3回も行くバンドであり、ロッキン出演を願ってやまなかったポッピンパーティが出演することが決まり手のひらクルックルで渋谷陽一最高!ロッキンオンジャパン定期購読します!!!!とチケットを申し込んでいた。

確かに今年はロッキン20周年の節目で5日間開催だったからこそ、ポピパ出演が決まった面もあるように感じたし、変わることも悪いことばかりじゃないんやな…と。

 

閑話休題、今年ははじめて2日間ロッキンに行くことにした。理由らしい理由はないのだけれども、比較的参加しているわりに毎年一日しか参加してないなあと思ったのも一因。だけれど、チケット当選後ホテルを探したと琴水戸の5万の部屋しか残っていなかったため、日立駅の7500円のホテルを選ぶことになったのはだいぶ笑った。その旨をつぶやいたところ、茨城出身のフォロワーさんが水戸で五万!?ソープでも付いてくるんか?と反応していたのがちょっと面白かった。

 

以下レポ。

 

■物販

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ホルモンとドロスとウーバーやば…やば…わかんないね…

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ポピパ当日物販!?と思ったもののバンドリ公式ツイッターコミケの告知しかしていなかったのでいつもの在庫処分かな…?と思ったらその予感が的中して笑った
 

 

■食事

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いつもの激ウマハムとはじめてたべたオムそば。このオムそば、600円で麺固めでおれごのみのもの。

 

夜の本気ダンス

朝からふわふわしながら踊るの気持ちいいよね…はじめての夜ダンのライブだったんだけれども思いのほかドラムが前面に出てきてMCしてきたのは笑った。朝一に見るのが夜ダンで三文以上の徳だったよ。

 

1.WHERE?

2.Sweet Revolution

3.Movin

4.B!tch

5.fuckin' so tired

6.Take it back

7.Crazy Dancer

8.Forever Young

9.TAKE MY HAND

 

 

■Dizzy Sunfist

オムそばを食べながら聞いていたんですけど声が滅茶苦茶すきで心地よかったあ

 

1.Joking

2.NO ANSWER

3.Summer Never Ends

4.Someday

5.STRONGER

6.Life Is A Suspense

7.Tonight,Tonight,Tonight

8.SHOOTING STAR

9.THE DREAM IS NOT DEAD

 

 

 

BIGMAMA

生で聞くバイオリンの旋律とバンドセットとの調和が半端なくて終始感嘆していた。煽りも上手いし本当にずっと聞いてたかったなあ。

 

1.Mr.&Mrs.Balloon

2.神様も言う通りに

3.計算高いシンデレラ

4.Strawberry Feels

5.mummy mummy

6.No.9

7.Sweet Dreams

8.MUTOPIA

9.秘密

10.荒狂曲"シンセカイ"

 

■フィッシャーズ

ロッキン出演決定の際、「あいつら本業youtuberだろ」「ロックバンドでもないのにロッキンに出るなよ」「歌上手くなくね?」というコメントが散見されたのだけど、2000年代のロッキンならまだしも、散々ポッピンジャパンアイドルインジャパンと言われてもおかしくないいまのロッキンにそれいうのロッキン行ったことねえだろニワカか?という感想しかなかったのだけどパフォーマンスは端的にいうと普通に佳かった。確かに歌は普通という印象だったけど、メンバーが精一杯盛り上げようとロッキンの公式のTシャツやタオルを身に着けて出演に感謝の言葉を伝えるのはよかったし、なによりふだんから視聴しているであろう小中学生とその親が多くステージに来ており、心底楽しそうにステージを楽しんでいたのが印象的だった。他のフェスのレポートを見ると参加者の高齢化について言及していることも見るようになったし、フェス文化を若年層に身近なものにする意味でも今回のフィッシャーズはよかったように感じた。

 

1.チャンピオンロード

2.彗星

3.八月の坂

4.ソーラン節

5.虹

6.未完成人

 

さユり

去年と同じような太陽系を抜け出した後のあたしをふってんじゃないよバカな安定感のあるセトリ、めちゃくちゃ安定感がある。ギター一本で演奏しているとは投擲思えないほど歌声がフォレストステージに響いていて本当に聞き入ってしまった。

 

  1. フラレガイガール
  2. オッドアイ
  3. レイメイ
  4. よだかの詩
  5. ミカヅキ

 

坂本真綾

坂本の真綾のリハ待ちしていたら北川がギターを持って現れてクソ笑顔になっちゃった。

本番でも真綾自体も5年ぶりぐらいに出たらしく若干はしゃいでいたのがかわいい。演奏前にプラチナやヘミソフィアやらないかな…と思っていたところ、ヘミソフィアの前奏が流れて涙しか出なかったあ。そして、なんかキーボードがどこかで見たな…と思っていたところバンドメンバー紹介でキーボード伊澤一葉!と紹介され椎名林檎プロデュースの楽曲(真夜中は純潔みたいな楽曲)も演奏したし実質事変じゃん!!とめちゃくちゃ高まってしまった。そ

本当に真綾、歌が上手すぎてな。

 

1.マメシバ

2.ヘミソフィア

3.明日を知らない(カバー)

4.序曲

5.ピース

6.宇宙の記憶

7.逆光

 

■ポッピンパーティ

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真綾が終わりホルモンの歌を聞きつつバズステージに向かうも開演20分前なのにほぼほぼ埋まっていてめちゃくちゃうれしくなる気持ちとここにいる人間がちゃんと知り合いにすすめていたら西武ドーム埋まってたんだぞ!という複雑な心境になった。とはいえ、ステージ左側前方を確保しリハを待っているとポピパ五人が現われクソデカ歓声に沸く会場。キズナミュージックをリハ代わりに披露し会場のボルテージは一気に高まる。

そしてポピパの5人が現われ6曲最高のパフォーマンスをバズステージに見せつけ終演。

ポッピンパーティ、10000点!アヤカオーハシのドラム、100000000点!!!!!

いやマジでポッピンパーティがロッキンを経てバンドマンになった決定的瞬間を目撃したという気持ちがおさまらなかった。だってブシロ主催のライブだとペンラ振るのがデフォだけど大半が降らずに手を上げてたし、モッシュも発生してたんだよ?聞くところによると会場から溢れたホルモン帰りの腹ペコがウォールオブデスもしていたみたいだし、彼らをノらせる時点でもうさあ…

一番見ていて気持ちよかったのが愛美のはしゃぎっぷり。男子~?女子~?ひたちなか~?とコール&レスポンスしている愛美があんなに嬉しそうにしているのをはじめてみた。持ち時間がなかったので普段から音楽フェスに行っているアヤカオーハシの思いを聞けなかったのが残念だったけど、また来年も夏のドーンを8月に聞けることを願っています。

最初はオタクライブのオルスタ特有の異様な圧縮があるか不安だったけどそれもほぼなくて快適だったのもよかったポイントなんすよね。

 

1.ティアドロップス

2.夏のドーン

3.NO GIRL NO CRY(ポピパver)

4.Time Lapse

5.キズナミュージック♪

 

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ウーバーワールドやベースボールベアーが流れているのを聞きながらボーっと佳い一日だったと灌漑に浸っていたけど。これが明日もあるのかと思うと本当にワクワクが止まらなかった。8.12のレポに続く。

 

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2019年7月の読書

 
門倉紫麻『2.5次元のトップランナーたち 松田誠、茅野イサム、和田俊輔、佐藤流司』2018.12  集英社
 

honto.jp


近年流行っている2.5次元の舞台に携わっている演出家や監督、役者にその魅力と仕事へのこだわりをインタビューした本。個人的には監督と俳優の話が興味深かった。
松田監督のテニミュの話は本当に今までのアニメや漫画の舞台化とは一線を画していた(演者の世代交代やほぼ素人の俳優が千秋楽でものになるのを保護者のように見る客、演者のブロマイドの販売)んだと知ったし、ボールを照明で演出するまでに至る舞台裏はインターネットで空耳のテニミュを知っているレベルのおれでもなるほどな…と感心した。
また、演者の佐藤流司氏の次のような2.5次元に対する姿勢については目を見張るところがあった。

2.5次元って、役者が天狗になりやすいジャンルだと思うんですよね。キャラクターの人気が自分に乗っかってるから、ここにいられるということを、わかっていないといけない。もし2.5次元をやっていなかったら、この取材も受けられていないですよ2.5次元のおかげだし、キャラクターのおかげです。
門倉紫麻『2.5次元トップランナーたち』p162より

 

インターネットを眺めてると、「2.5次元俳優が公演後○○(その俳優が演じるキャラ)と××(その作品の他のキャラを演じる俳優)が△△行った(俳優同士の写真が添付)」みたいなツイートがマジで無理…お前はあくまで舞台の俳優であって普段○○じゃねえだろなりチャ感覚か?」という旨の解釈違いお気持ち表明を見ることがある。若干過激派だな…と思う一方で、コンテンツと演者の距離感は声優コンテンツでも難しさを感じるし、それがナマモノジャンルならなおさらだよな…とも思う。
だからこそ、「キャラクターの人気が自分に乗っかってるから、ここにいられるということを、わかっていないといけない」とまでいう佐藤氏は2.5次元に真摯に向き合ってるなと感じた。
 

石川浩司『懐かしの空き缶大図鑑 石川浩司のお宝コレクション (かもめの本棚)』2019.3   東海教育研究所
 
 
たまの石川が書くレアな空缶本。空缶コレクション自体はこち亀のエピソードであるぐらいなのでそこまでドマイナーな趣味ではないのだろうが、たまの石川が作者でめちゃくちゃ驚いた。だいぶニッチな期間限定商品があるんだなと知れる面白い一冊。少し残念なのが缶自体のエピソードがものすごく薄く、ほぼ写真集になっているところ。例えば飲料メーカー社員と開発秘話などの対談をしていたらもっと良かっただけに惜しい。
 


藤本貴之 『パクリの技法』2019.2 オーム社
 

古今東西のパクリについて、その語源から類型、関連法令までを解説した本。作者のあとがきでぶっちゃけ法律議論にしてしまえば簡単に白黒付けられるけど、実際には著作権者はほぼほぼそうはしない、パクリというのはさまざまな意味の含んだ言葉であるというのが印象的だった。確かにまえがきにも書いているけど、確かにパクリという言葉、ヤバい並みに使ってるもんなあと。ヤバイTシャツ屋さんの何がヤバイのか未だにわかってへんし。
 

山下 貴司 ほか『チケット不正転売禁止法がよくわかるQ&A 決定版!』2019.5 第一法規
 

不正転売禁止法について80問のQ&A形式で弁護士が解説した本。抱き合わせ販売や「業として転売」の意味などわかりやすく解説しているのがグッド。来年のオリンピックに向けて6月にこの法律が施行されたのにインターネットではまだ普通に定価の数倍で売ってるから本当にこえーなとしか。この本によると定価+発券手数料ですら手数料分上乗せするのはアウトって書いてあるのにどこまでチキンレース続けるつもりだよと。逆に定価未満で売るのは問題ないらしいので万が一ライブに行けなくなったときにとりあえず処分できることに安心した。いやマジで埋まってないとバンドマンのモチベにも関わるので…

2019.8.4 @ 富士急ハイランド 富士急ハイランド・コニファーフォレスト Roselia 「DAY2:Roselia 「Wasser」」  

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前回のbekiライブ!
(例の音楽が流れる)ロゼリアの武道館のパフォーマンスに感動したbeki!富士急のチケットは無事取れたものの、開演までの時間ひとりで時間をつぶすことに。富士急経験が年齢に伴ってないのに大丈夫なの~?

ということで以下富士急ライブレポ。

■ツアーバス(往路)

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集合場所の都庁前。ラッピングもオリンピック仕様で来年開催なんだなと


今回は公式のツアーバスに申込。新宿から富士急までの往復が一本で済むのが楽だと思ったので。

都庁前に6:20頃到着。6:40集合時刻なのに思いの外人が集まっていてビビる。自分のバスは6:40頃発車。
高速に乗ったところで、ロゼリアの五人から次のようなメッセージ

・声優あいさつ
・なかしまゆきでーす(やさぐれごえ)
・相羽の元気ですかーにプロレスやめろの総ツッコミ
・久しぶりのワンマンに喜ぶ声優一同
・天気の話
・フィルムライブ前日誕生日の中島由貴さん
・ライブに向けての抱負
・相羽「忘れられない夏にしてやるよ」(それを受けて他のメンバー以下同文)
ロゼリアファイティー

以上をバス内で10分流して終了。普段より声優の内輪間がマシマシの印象だった。
バス自体は2時間弱で到着し830ごろ富士急駐車場へ。降りたところで原色のアメリカンなポップコーンと物販入場優先券を渡される。

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来たぜ富士急

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■物販
優先列に並ぶ横で尋常じゃなく連なっている一般購入抽選列をみてマジでこのバス選んで良かったな…と。だいたい10時には物販会場を出ることができた。
個人的に笑ったのがトレーディングバッジライトを買ったところ3つすべて紗夜だったこと。片寄りすぎでしょ。

■富士急園内
結論からいうとめちゃくちゃ楽しい。おれは絶叫系に一切乗れないので園内を散策するだけだったけど、バンドリのパネルがたくさん置かれていたり、トーマスランドなど様々なアトラクションは眺めているだけでも多種多様で見ていて飽きなかった。以下写真。

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貴重な高飛車な今井

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■食事

・バンドリコラボメニュー

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ロゼリアのラーメン、イメージカラーの紫というよりも毒沼の色で笑っちゃった。…

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グレープかき氷

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普段から善行を積んでいれば白鷺千聖も当たる

ほうとう

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おれは上條さなえの名作『さんまマーチ』シリーズが好きすぎて山梨に行ってほうとうが食べたい!(さんまマーチは戦後の山梨で大家族に生まれた主人公がさんまを一匹食べるのが夢!という貧乏ながらもハートフルな児童文学。舞台が山梨なのでほうとうをおやつとして食べる描写が作中で頻繁にある)というささやかな夢があった。

なのでこの機会に隣駅の河口湖駅前のほうとう不動でほうとうを食べることに。夏なのも相まってめちゃくちゃ熱かったけれど、本当に野菜たっぷりかつ味噌が効いていて本当に美味しかった。

■ライブ
・コニファーフォレスト、はじめてきたけど大きくてすき…その名の通り周囲が森なので野外ライブにうってつけな解放感があるしめちゃくちゃ空気が美味しい
・おれの席はc9だったんですけど前に撮影機材席があるもののドセンターで最高でした
・セトリ的にはいつもの曲+新曲+カバー曲+ブシロバラエティの14曲前後2時間強の構成的には通常のバンドリライブだったんだけど、やっぱり野外だけあって演出はいつものではないなと。
・まずはドローンでの空撮、空から会場客席とステージ写すの本当にすごくない?4曲目のサンクチュアリでの水の大量噴射もすごかったし大サビで一番高くなったのも良かったけど演奏後最後にドローンで高空から木と観客席を映すの本当にエモすぎてね…
・ブシロバラエティもいつもの予定調和的なものとは異なりすごく楽しめた。野外であの番組をクソデカ音量で流したりロゼリア五人のテンションが遊園地で高くなってたり、単純に富士急のアトラクションがクオリティが高いからなんだろうなと。とくに絶叫系に乗った皆様の顔が事務所NGになっていたのはもうNGって何?というレベルだった。相羽さんが絶叫系に乗ったときの「これはすごいですこれはすごいです」連呼は少しえちえちでしたのでこれの方がよっぽど事務所NGでしたよ、中島さんの田舎のヤンキーっぽいリアクションもだけど。
本当に女性受けするアトラクションなんだろうなと思ったし、楽しそうな彼女たちをみれて何より。
・いちばん印象的だった曲が新曲のFire
Bird。炎をふんだんに使っていてこれは完全野外じゃないと無理だろ…と思うぐらい火力が半端なかった、熱風が少し客席にきて熱かったし。ポピパ西武もマンウィズSSAも屋内だからかこのレベルじゃなかったので。そしてこの曲がこんなにライブ映えするとは思わなかったのは嬉しい誤算。
・MCで面白かったのが残酷な天使のテーゼへの繋ぎ。富士山でライブしましょう!→他のメンバーは重い楽器を持っていくけどゆきなさんは軽いマイクだけでしょ→じゃあスタンドも持っていくから→それは残酷ではなくて?
繋ぎのMCが下手すぎてロッキン2017年レイクステージの菅原卓郎か!?と爆笑した。
・アンコール後の熱色スターマイン、花火と相まって本当に最高だったし若者のすべてが脳裏で流れたんすよ、よくよく考えればフジファブリックって山梨出身なんですよね。いうなら今回のステージはロッキンのグラスステージを小さくした感じで演奏後にも花火上がるのが本当にヘッドライナーみたいだった。そりゃこんなんやられたら演奏終わった瞬間にクソデカ感情しか沸かねえよ。

・銀テープ。本当に最高の夏だった。

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■ツアーバス(復路)

規制退場でツアーバスがプレミアム席よりも優先されていたの本当に助かった…今度またここでブシロのライブあるなら特典も豊富だし申し込んだ方がいいですよ。
けれども高速渋滞に巻き込まれ…新宿に着いたのが終電間際で…疲れて死にそうで…

■おわりに

ロゼリア山梨、100000000000000000000000000000000000000000000000点!

今日のバンドリライブの金のかかりっぷりは、アホみたいに電飾を付けてエレクトリカルパレード状態だったEXILEや音質に拘りすぎて赤字を出すサカナクションに次ぐレベルでしたよ、上場してこらこらはしゃぐな木谷という気持ちとありがとう木谷という気持ちが脳みその中でぐるぐるしている。

夕方開始の日がまだ出ている状態なのであまりペンラが終盤に向けてどんどん明るくなっていくのほんと最高。

来週はロッキンで17:30開始のポピパが見れるの本当に楽しみだしブシロ野外ライブ推進してこ?アニソンフェスとかじゃなくて普通のフェスにさあ…フジロックライジングサンは無理でもサマソニとロッキンなら小規模なステージなら全然余裕だろうし。今後一般層に訴求していくならそこですよほんと。櫻川さんのハイハットのテンポキープがだいぶあやしいところがあったけど、全体的に演奏も大分よくなってるし、中島さんもリサがだいぶ板についてきたし本当に頼む。去年のサマステポピパみたいにモニタにキャラの映像映さなくても楽しめますもん。

ありがとう富士急。

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ありがとう富士急



 

2019.7.25 @ みなとみらい パシフィコ横浜 ASIAN KUNG-FU GENERATION「ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2019 「ホームタウン」」  

 

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アジカンのライブをみるのが去年のロッキンと今年のアナログフィッシュとの対バンを含めて2回だった。どちらの公演も後藤小せえなあ…と思う以上に、そのパフォーマンスに圧倒されたのでぜひ次はワンマンでみたいと思っていたのだがこのたびその思いが叶った。
そこで、アジカンのはじめてのワンマンで印象的だったことを書き連ねたい。

 

 

1.若年層を対象にしたサービス

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まず、アジカンのように10年以上活動しているバンドの客層が10~20代のファンが多いことに会場で驚いた。結構活動歴のあるバンドだと結構バンドマンとともにファンも年齢を重ねることが多いのにこれはすごい。
そのためか高校生以下に対して1500円キャッシュバックサービスを行っているのもお金のない未成年にやさしいなと。
それとは逆に、後藤は自身のTumblrで僕らのライブに来るファンが大人になって子連れで来ることも増えたが、基本的にはウェルカムだしそれを排除したくないと述べている。だからこそ、子供向けのイヤーマフを持参するようチケットに明記するのは(今回のツアーでも申し出があれば貸出を行っているとのこと)純粋にどの世代でも楽しめるライブを志向しているんだなあとその姿勢にすこし感動した。

 

2.撮影に対しての姿勢

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基本的に国内のライブの多くは開演中は撮影禁止だと思うが(外タレが多く出演しているフェスは撮影が自由なことの多い外国のファンも多く参加するため禁止を謳っていてもおざなりになることが多くそこまでスタッフも厳しく注意を行っていないと聞く)、アジカンは明確にルールを記載していたのが印象的だった。
上記のように開演前と開演後だけならともかく、アンコール後は写真撮影自由というのはだいぶ寛大に思える。アンコール後、周囲はパシャパシャ撮っている方が多く個人的には若干辟易したが、2~3曲取り放題ということもあって皆楽しそうだった。

 

3.音楽性
途中のアコースティックパートでスピッツグラスホッパーをカバーしていたのだがこれが本当に面白かった。草野マサムネの作曲はAメロBメロを経由してサビで盛り上げる安定感があるな…と思ったし、そのあとに演奏されたアジカンの曲はすごく感覚的な感想だけれどサビで盛り上げすぎないからこそ後藤の佳さだな…と。一曲カバー曲をやるだけで音楽性ってみえてくるなと思った瞬間でした。

 

4.ドラム
アコースティック編成のタムがまともにないドラムで4小節ぐらいきよしさんがドラムソロを疲労する場面があったのだけどそれが尋常じゃなくよかった。他のパートにくらべてただでさえ音のレパートリーが少ないドラムでタムもまともにない状態のドラムソロはだいたいが地獄になってしまいがちだけど、一切それを感じさせないパフォーマンスを披露してくれたきよしさんに腹の底から聲が出た。マジでこれをみるためにまた行きたいまである。後藤もMCで彼は本当に天才だけど一度やったことを再現できないのが玉に瑕なんだよね…と苦笑していたのは微笑ましかった。

 

5.MC
ツイッターでの印象とは違うかわいい後藤が見れてよかった。彼かバンドメンバーとのカラオケに言った話や大学の卒業式をした会場でライブができてよかった話、就職が難しかった話など、結構人情味を感じたんですよね。ドラムのきよしさんに何がなんでも歌わせたい!と表明していたのはそこまでしなくても…と思ったけれども。


いやー最高のライブだった。今回の公演でフェスや対バンでみてよかったバンドは絶対にワンマンに行った方がいいなと確信した。前者の方がセトリ的にはメジャー曲多めであまり知らなくても楽しめるけど、本当にそのバンドがやりたい演出を楽しみたいのなら間違いなくワンマンに行かないとはじまらないなと。絶対に次のツアーも参加したい。

2019.7.15 @ 青海 Zepp Tokyo パスピエ「パスピエ TOUR 2019 “ more You more “」  

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ニゾンのフラスタを二日連続で見たのでナナシスは実質パスピエだった…?と意味不明な発想が脳裏に浮かんだ

 

新譜のツアーファイナルに行ったのでレポ。
個人的に今回のアルバムはパスピエにしては珍しく何回か通しで聞いてもresonance以外はしっくりこないアルバムだった。
生で聞いたら印象が変わるかな?と思っていたのだけど覆らなかったのは少々残念。
だが、グラフィティーでのナリハネの激しいソロパート、MC少なめで音楽を二時間聞かせる真摯な姿勢、10周年記念ライブの告知、まさかのダブルアンコールとパスピエを心行くまで楽しませてもらった。毎回思うけど、成田ハネダという稀代の天才のライブ、本当に楽しいんだよな。
来年の10周年記念ライブが本当に待ち遠しい。