2018年12月の読書
柴田書店編『パフェ - フルーツカットのテクニック、デザインと盛りつけのメソッド-』
都内を中心に有名なフルーツパーラーのパフェを50種類以上紹介した本。
寿司は一定以上の年収になると止まるというネットスラングがある。これは本当に言いえて妙な言葉でそれを思い出しながら本書を読むとパフェも一定以上の金額になるとコーンフレークが入らなくなるんだなあと思わざるを得なくなった。いや本当にこの本に載っている2000円オーバーのパフェ、マジでそこらへんのファミレスやカラオケ店で食べるようなパフェとは本当に質が違うんですよ。例えば、盛り付けやチョコレートの飾りの切り方、アイスの作り方、フルーツの選び方などなど一つ一つの所作に何かしらの意味がある。
おれもこの本に載っている高野フルーツパーラーのキウンパフェとデコポンパフェを食べたことあるけど本当に感動体験というか涙が出てくる味というか。写真も綺麗で再現できるかはともかく一部レシピも載っており、各パーラーの歴史についても軽く触れているので美味しいパフェに目がない方にはぜひよんでいただきたい一冊。
岡本健『アニメ聖地巡礼の観光社会学: コンテンツツーリズムのメディア・コミュニケーション分析』
アニメの舞台となる自治体にファンが赴くいわゆる聖地巡礼をカルチュアル・スタディーズ的に論じた本。地域振興のやり方に関する本は地域支援コンサルや企業家が書くことが多い中で、地域振興の一種である聖地巡礼について大学教授が論じる本はおそらく類書がないと思われる。この本を手にする前は、2010年以降のアニメ聖地ビジネスが活性化した後の話が多いのかな?と思って読み進めていたのだが、作者もあとがきで触れているように2012年に発表した博士論文が元になっているため、若干タイムスリップしたような感覚に陥る。例えば、2000年代前半から後半にかけて放送されたおねがいティーチャーやひぐらしのなくころに、涼宮ハルヒの憂鬱、けいおんなどの話が中心でかつ、東浩紀『動物化するポストモダン』への言及率の異常な高さがよけいに2000年代を感じさせる要因となっていた。また、mixiコミュニティでのファン活動のまとめや、1990年代にもセーラームーンや究極超人あ~る、炎の蜃気楼などで聖地巡礼などがされていたこと、当時の聖地巡礼に来ていたファンについてメディアはどう報じていたかを1つ1つ資料を引用して論じているのは好印象であり、やたらとおねがいティーチャーに触れていたのは少し面白かった。WOWOWが試聴できなかった当時の自分にとって、おねティはアニメージュやニュータイプ、きゃらびぃ(アニメイトで配布される冊子)をはじめとしたアニメ誌での情報のみであり、少しえっちな眼鏡の先生が出るアニメという認識しかなかった。そのため、聖地巡礼されるような情熱的なファンを持ったアニメというのはこの本で初めて知ったので今度ツインズと一緒にみてみたいと思う。前述のとおり、2012年発表の論文がベースとなっているため、2010年台のガールズ&パンツァーやラブライブサンシャイン等へのアニメにも言及した続刊に期待したい。
木下 斉『地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門』
高校時代から地域再生に携わってきた実業家が書くどうやって地域を生き返らせるかを小説として書いたHOW TO本。おおまかなあらすじとして、普段は東京で会社員として働く主人公が実家の商店の店じまいの手伝いをするために地元に帰ると簡単には畳めないということを知り落胆するも、ひょんなことから若手企業家としてバリバリ働く高校時代の同級生と再会し実家を含めた周辺地域を再生していくことになるというのが本筋の内容だ。
この本の魅力としては純粋に作者の筆力が高く、エンタメ経済小説としても十二分に面白いところ。そして作中の文章に色を付け、同じページ内に注釈として作者の起業した時の経験談(若干自己啓発的な要素があり少し鼻につくところはあるが)や用語の解説を乗せているのが好印象。読んでいるうちに作者が貸出募集の広告を出しているのに契約書を結ぶ段階で手のひらを返す地方の商店街の人間とバブル時代を忘れられずに周辺相場を無視した金額を取ろうとする不動産業者と成功するとすぐにやっかむ地域住民と役所の補助金が本当に憎いんだな…ということが伝わってくるため、本当にそこらへんで苦労したんだなと感じさせられた。前述したとおり非常に読みやすい本なので、起業に興味がなくてもエンタメ経済小説が好きならぜひ読みたい1冊。
里中 一人『お金持ちはこっそり始めている 本当は教えたくない! 「軍用地投資」入門』
現役の沖縄防衛局職員が書いた(執筆当時)軍用地投資の入門書。まずまっさきに現役職員がこんなパンクロックな本を出して懲戒事由にひっかからないのか!?と思ったのだが、処分を受けていてそりゃあなあ…と感じたし、回収を行ったそうで紙の本はプレミアが付いている(電子書籍版は入手可能)。そんないわくつきの本ではあるが、内容は非常にスタンダードな不動産投資入門書であった。まず軍用地とは?から軍用地の通常の不動産との違い、情報入手の方法、現地視察の旅費交通費としての計上方法など非常に丁寧に書かれており、今後このレベルの類書は出ないと確信できる良書。ここまで丁寧に書けたのも作者自身が普段から米軍や地元住民と折衝を行う立場の防衛局職員だったからだと思われる。ただ気になったのは、作者も少し触れてはいるが基地返還という投資上のリスクを抱えているのに年利約2%だという点。個人的にはその政権一つでひっくり返る可能性があるのに、年利2%はなかなかままならないなあと感じてしまった。一風変わった不動産投資方法を知りたい方にオススメな1冊。
2018年よかったライブベスト10
2018年も24回(LV含む)とたくさんライブに行った年でした。このオタク、8月は週1ペースでライブ行ってるな。
行ったライブ会場の内訳ですが、1位武道館(4回)2位メットライフドーム(3回)3位東京ドーム・新木場 Studio Coast・幕張メッセ(2回)でした。こいついつも武道館行ってるな。
正直なところ、どのライブもプロが全力でパフォーマンスを行っているので糞楽しいと言うのが素直な気持ちなのですが、その中でも特に印象に残ったライブを振り返ってみようと思います。
10位
2018.08.25 @ 所沢 メットライフドーム WANIMA 「Everybody!! Tour Final!! 」
ツイッターでオタクくんさあ…という感じで消費されている彼らだが、バンドで西武ドームを埋めるだけの実力は本物だったなと。
2018.10.23 @ 後楽園 東京ドーム EXILE 「 EXILE LIVE TOUR2018-2019 STAR OF WISH」」
12000円と言う値段に見合った魅せるライブというものを学べた気がした。スタッフの練度も高く、ファンサとは何かを考えるきっかけとなった。
2018.08.05 @ 茨城 ひたち海浜公園 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」
尋常じゃなく暑いロッキンは演奏も熱かった。特にサンボマスターの演奏についてはなんでこれがGRASSじゃないの?という熱さがあったので来年はGRASSで頼む渋谷。それはそうとカウントダウンおめでとうございます山口隆。もうちょっと早めに発表していたら晴れ舞台見に行っていたんだけどなにぶんチケットが手に入らなかったので…
2018.3..20 @ 新木場 STUDIO COAST syrup16g「COPY発売16周年記念ツアー 「十六夜 <IZAYOI>」十六夜」
五十嵐隆を見れてよかった。それに尽きる。
イノマーがあのあと口腔底癌を公表してブリキの太鼓なんて存在しないんだなとかなしくなっちゃった。ああいうだめな大人がずっと歌っていてくれるとなんか安心するんだけど上手くいかないね。
9位
2018.06.10 @ 所沢 メットライフドーム Aqours 「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」
ラブライブサンシャイン2期の物語をわかりやすくまとめてくれたライブ。曲間にアニメ映像を流すことでこんな物語だったよな…とおおまかに思い出すことができたし、(ほぼいないだろうけれど)本編を視聴していなくてもおおまかな概要を楽曲とともに知れる本当に初見に優しい演出は2連続西武ドーム公演の余裕を感じさせた。
8位
まりんかや稲川さんをはじめとした豪華声優と新進気鋭の若手バンドの演奏がきけるまさによくばりセットと言えるライブ。こんなライブ、お金じゃ買えない!(DYNAMIC CHORD加賀真実)
7位
2018.10.06 @ 日比谷 日比谷野外大音楽堂 パスピエ 「パスピエ 野音ワンマンライブ “印象H”」
東京の空の下でみるON THE AIRとかいうスーパー名曲を聴かせるナリハネが最高だったのとただしいままではいられないの終幕感が良かったので。
6位
嵐の中で決行する運営大丈夫か?と少し思ったライブだったけれど。今年みたポピパの中でもトップクラスでよかったライブ。これは恐らく野外のオルスタだったのと彼女たちのライブはブシロバラエティやMVで過剰演出しなくてもそのままで素晴らしいからだと思う。40分6曲と短いライブではあったけど、その分濃密でかつ新曲が多めだったから最高(さあいこう)としか言えない。木谷もこういう路線で来年ロッキンとか出してくんねえかなあ。
4位
同率4位。もともと大好きなコンテンツということでポイントが高かったのだけど、5thよりも会場の規模が大きくなったこともあって、光の演出やメイン・センター・バックセンターを使った様々な演出が良かったし、シンデレラガールズの四季というテーマも面白かった。セトリもウサミンのメルヘンデビュー等の初期の曲から最新のデレステ曲まで幅広くカバーしていて広い層に訴求できていたように思え、今後ドーム公演をするにあたりその辺を意識できていたのは少し安心。今回はキャパがだいぶ大きくなった影響で即ソールドアウトではなかったので、バンナムが次はSSAでいいかと思わないかが少し心配ではある。
3位
2018.07.20 @ 東京 武道館 Tokyo 7th シスターズ 「Tokyo 7th シスターズ メモリアルライブ 『Melody in the Pocket』」
ナナシスの素晴らしい楽曲たちを今まで知らなかったのか後悔し続けているおれでもこのライブに参加したのは本当に自分を褒めたい。生バンドを当たり前のように使ったり、開演前BGMのセトリの妙や極力声優自身を出さないようにした演出、アンコールなしで余韻を残すところなど茂木伸太郎のライブ構成力にはド肝を抜かされる。今日武道館公演のライブCD&円盤発売が発表されたのでSTAY☆GOLDの黄金のメロディ(銀テープ発射)が早くみたい。
2位
2018.04.08 @ 中野 中野サンプラザ アーバンギャルド「10周年記念公演アーバンギャルドのディストピア2018「KEKKON SHIKI」」
おじさんがアーバンギャルドを青春にしてくれてありがとうと言った瞬間自分の中の何かが胸にこみあげてきたのが昨日のことに思いだされる。アーバンギャルドがこれ以上のキャパを埋めることはおそらくないだろうし、武道館で都市夫くんが踊っている光景がまったく想像できないけれど、今後も変わらずやっていってほしい。あとアーバンギャルドの良心ことぜぜさんが脱退して彼の今期アニメの話が聞けなくなるのはさみしいけれど、親の介護みたいな前向きな理由だし素直に今までありがとうを言うために3月のライブには行きたいな。
1位
2018.07.04 @ 東京 武道館 チャットモンチー 「CHATMONCHY LAST ONEMAN LIVE ~I Love CHATMONCHY~」
何年たっても何十年たっても忘れられないんだろうな…と確信する素晴らしいライブ。高橋久美子のフラスタの時点でエモかったのにはじめから最後までセトリ、演出、演奏ともに神がかっていた。
閑話休題、10月にチャットモンチーの武道館ライブのDVDとベストアルバムが発売されましたね。チャットモンチーという物語が終わってしまうのがこわくてDVDを視聴するのを避けていましたが、年末にかけてちゃんと向き合ってみようと思います。それがえっちゃんや福岡晃子に対する礼儀だと思うので。
というわけで簡単に振り返ってみました。10位が5個あったりとガバガバすぎるランキングで笑ってしまいますが許してください。冒頭でも書いたとおり、どのライブも素晴らしかったのですが、上記の14公演は特に記憶に残っています。あとこうやってライブの感想を書くの、本当にその時の記憶が鮮明に思い出せるのでいいですね。皆さんの書くエモすぎて感情人間と化したライブレポが見てえよおれは。
バキのモブ缶バッジを交換した話
皆さんは絶賛放送中であるところのTVアニメ「バキ」をご覧になっていますか?おれは雨宮天ちゃんの喘ぎ声みたさにみていましたが、性(サーガ)をアニメ化したのに一切梢江ちゃんが喘がなくて試聴を断念しました。事務所とアマテンのドル売りが悪い。
それはさておき、一時期瞬間風速的にこのアニメが話題になったことがありました。それは2期のエンディングが常軌を逸しているところです。
ご覧いただければわかるとおり、大量のモブがEDMとともに流れてくるというコカインでもキメた?という感想しか出てこないアニメーションです。正直これを深夜に見てトイレに行くのが怖くなりました。
閑話休題、バキのコラボカフェがプリンセスカフェでオープンする運びになりました。バキとプリンセスカフェという組み合わせの時点で既に頭が痛くなりそうですが、コラボメニューもとにかくすごい。
フードもドリンクも原作を再現しているかはともかく愛を感じるメニューで好感が持てますね。それ以上にすごいのはこれです。
80種のモブキャラランダム封入缶バッジ!??????????
常軌を逸しています。シンデレラガールズは183人アイドルいますけどそんな封入は絶対やりませんし、バンドリでも25種類です。こんなん誰もやらへんやろ…とヘラヘラ笑いながらスクロールしていると驚くべきことが。
マスター国松はモブじゃないだろ!!!!!いい加減にしろ!!!!!!!!!
いやめちゃくちゃ好きなんですよ国松。柳龍光に片腕落とされたりと本編では散々ですが、スカーフェイスでは花山の敵役として強キャラ感を出しているのが本当に好きなんですよね。これはゲットするしかない!!!!と思いプリンセスカフェへ。
店内に入るとバキのブースが異質で笑いました。
だって今同時開催しているのBAKUMATSU ~恋愛幕末カレシ 外伝とユリシーズと陰陽師ですからね。イケメンと美少女に囲まれた死刑囚の気持ち考えたことある?
その後、店員さんにモブ缶バッジどこですかと尋ね、バッジが置いてある箱の前に立つと後ろから声が。
「もしかして、モブ缶バッジ探してますか?」
正直その方の顔は失念してしまったのですが、バキで有名な炭酸抜きコーラを飲むバキをたいしたものだと評するひとに似ていた気がします(以下炭酸抜きコーラさん)。
その炭酸抜きコーラさんのお話を伺うと、結構な頻度でモブ缶バッジを買っているがまだまだコンプリートには程遠いこと、こっちが持っているもので希望のものがあれば交換しませんかというお申し出でした。自分はついオタク特有の早口で国松が欲しいと伝えるとありますよとの返答が。すぐ5袋を買い中を確認します。
本当にキャラの名前がわからない。
誰?という気持ちしかなく炭酸抜きコーラさんにバッジを見せ、お持ちでないものはありますか?と尋ねると、モブを指さしこれ持ってないです!とのこと。
ただ、さすがに名前もわからないモブと国松でレートが釣り合うか?(※1)という申し訳なさもあり、炭酸抜きコーラさんが持っていない2種類と交換していただきました。
正直なところ、モブ缶バッジをコンプリートしようとしている方がいるとは思っていなかったのと同時に、久しぶりに人の温かさに触れたような気がしました。ありがとうモブ缶バッジ、ありがとう炭酸抜きコーラさん。
※1
普段はこういう考え方は少し苦手なんですけどバキのこれは本当に名前すらないキャラなので…
名古屋と岐阜と松阪に行ってきました
シンデレラ6thのついでに名古屋近県を観光するか…と思ったので2泊3日で旅行してきました。旅行経験が年齢に伴っていないため大分ふわーっとした旅行記ですが…
1日目
東京から名古屋まで新幹線で向かい近鉄名古屋駅付近のシンデレラガールズのナナちゃん人形を見ました。めちゃくちゃ人がいる…
そのあと味噌煮込みうどんが食べたくなり近鉄駅ビル内の味噌煮込みうどん屋さんに向かう途中で同じ階にあった矢場とんには長蛇の列が。ヤバイ矢場とん屋さん屋じゃん…
今回注文したのがつくね入り味噌煮込みうどん。これが大正解というか味噌が本当にちょうどいい甘さでレンゲを持つ手が進む進む。つい美味しすぎてライスも頼んでしまいました.。
この時点で11時半ぐらいだったので栄に向かったのですがあいにくゲーセンが見つからずどこで時間を潰せばいいのかわからなかったので30分ぐらいうろついていました。これはドンキビルで見つけたスタミナ太郎NEXTの看板。
この後やることもなくなり名古屋ドームに向かって物販のCDを買ったり近くのイオンのゲームコーナーで時間をつぶしたところなぜか20枚のメダルが500枚になってしまい涙目になりながらメダルを消費しているなどして開場を待ちライブを楽しみました(※1)。
ライブを終え、丸の内駅のホテルで荷物を置いて近くでごはんでもたべるか!!!と思ったのですが近くに何もなくて途方に暮れることに。30分ぐらい歩いてようやく焼き鳥屋さんを見つけ適当に焼き鳥と喜多見柚ちゃんの誕生日なので柚酒を頼みましたがまあ美味しい。あいにくラストオーダーであまり注文できなかったのですが今度機会があればまた食べてみたいですね。
2日目
とりあえず朝食を食べるために名古屋駅へ。駅地下にコメダもあったのですが、名古屋まで来てコメダもなあ…と思いモーニングをやっていそうな喫茶店へ入ります。まあ当然のようにやってましたモーニング。ただ、小倉トーストも捨てがたく迷いに迷ったためモーニング+小倉トーストというよくばりセットを注文。孤独のグルメでやりがちな主食かぶりやめろ。
2日目はモーモールルギャバンのスーパー名曲こと琵琶湖とメガネと君(※2)の舞台となった琵琶湖に行きたい気持ちが強かったのですが、名古屋から彦根まで片道50分だとしてもその後に松阪まで行くために3時間半近くかかるのがだいぶネックだということで相当迷いました。最終的にはおそらく彼らの歌う琵琶湖というのは京都寄りの琵琶湖で名古屋寄りの琵琶湖じゃねえな…ということで自分を納得させ、今回は松阪を優先したいなということで今回は諦めることに。ただ、名古屋からちょうどいい距離の観光地ってどこだろう?と思いながら名古屋駅でスイカをチャージしていると、隣で切符を買おうとまごついていたアジア系女性から「ココドウヤッテイク?」と画面に岐阜駅と表示されたスマホを見せられました。さすがに不憫に思い乗り換え案内アプリで検索し何番線かを案内したのですが、ここで名古屋から思いのほか岐阜が近いことに気付きました。おれが西日本の地理に疎いとしてもまさか快速で30分で行けるなんて思わなくないですか?なのでとりあえず向かうことに。
岐阜駅到着即信長、笑うだろ。
岐阜城に向かうために最寄りの公園までバスで行ったのですが、降りてすぐのところにある喫茶店のモーニングのメニューに笑ってしまいました。茶碗蒸しって食べ合わせ的にどうなんですかね…
最寄りの公園を散策して、岐阜城行きのロープウェーに乗ったのですが思いの他高い場所にあって驚きました。もっと驚くのが登山ルートもあるところ、無理じゃないですかね…
到着後、なにやらリス園的なものがあったので入るとそこはリスの楽園でした。
入場料を200円払うとリスの餌やり用の軍手を与えられその上に粉上のエサを渡されるのですが、本当にリスがすごい勢いで寄ってきてちょっと怖かったし2回目は3匹ぐらいが勢いよくエサを取り合ってエサをこぼすぐらいでした。
歯類、遠くで見る分にはかわいいですけど近くでエサをやると生物って感じで厳しい。
結構有名な観光スポットっぽく取材も多いとのことなので岐阜城にきたらぜひ。
岐阜城に向かう途中で城の歴史や城主の移り変わりなどのパネルがあって面白かったんですけど、城の中はまあありがちな展示で普通といった印象です。一番心に残ったのは信長の忍が場内で流れておりその横に展示してあるポスターに水瀬いのりさんのサインが描かれていたことですね…
岐阜駅まで戻って名古屋駅から乗り換え松坂まで向かいました。駅前に牛の像とかがないんだ…
そこから30分ほど歩いて回転焼肉のお店へ。ガバガバな旅行プランだったため、平日はディナーのみ回転焼肉と店員さんに言われ自分の計画能力のなさに半ば笑ってしまったのですが、そこは置いておいて素直に松坂牛セットを注文しました。語彙力に欠けているためお肉の美味しさを表現する術がないのですが、脂が口の中で一瞬で溶けてしまい松坂牛すげえなと思いました。それとタレが美味しい。
それからいったん名古屋のホテルに戻り、スマホを充電するため3時間ほどボーっとしていると、フォロワーさんが「名古屋ならラーメン荘に行くべき」と言っていたのを思い出し、丸の内から新栄まで1時間ほど歩くことに。途中いろいろと迷ったのですが、それも名古屋を知れて楽しかったです。
そんな理由もありラーメン荘の看板をみつけたときよくわからない安堵感がありました。
中に入るとブルーハーツがずっと流れていたのがポイントが高く、シンデレラが流れたときは先日のライブを思い出しだいぶエモくなってしまいましたね。ここにずっといたくてもいられないってフレーズはヒロトとマーシーには書けないんだよなあ。
以下ラーメン自体の評価です。
ラーメン荘歴史を刻め新栄町店汁なし豚チーズアブラニンニクカラメ。今まで食べた汁なしの中でもトップ3に入るぐらいの美味しさ。ブタもホロッとしていて美味しいし二郎系汁なし特有のパンチが押さえられていてすごく食べやすい。ごちそうさまです。
3日目
さすがに今日が最終日なので遠出したくはなかったので今日は名古屋をぶらつくことに。
サウナ好きのフォロワーさんが名古屋のウェルビーはトップクラスのサウナだと言っていたのでサウナを体験しに栄へ。
実際に入ってみた感想として、入って30秒は死ぬほどつらいのですが1分経つと大分慣れてきて近くにある葉っぱ(ヴィヒタ)をポンポン叩く余裕が出てきて5分はそこまできつくなかったです。その後に水風呂に入って体を冷やし、40度前後のお風呂に入ると疲れが一気に取れてきてこれが体調が整うという感覚なんだと実感しましたね。アイスサウナは初心者としては無理でしたけれど、今度行く機会があればサウナストーンは体験したいなと。
その後、11時を過ぎたのでマウンテンへ。
いやーさすがに日曜日に異様な行列のツイートを見て並ぼう!!!とは思えなかったので…開店待ちってマジでなんなんですかね…
もちろん頼むのはいちごパスタ。甘いパスタは遭難者が多いと聞いていたため、通るかはわかりませんでしたが少なめをオーダー。
いちごパスタ到着。
圧倒的なインパクト。湯気がたっており、これが冷静パスタならだいぶ違うんだろうなと思いつつも一口。
あんまりうまくないですね!! でも私、もっともっと食べたいです!(けいおん中野梓)
いや本当にまずくはないし食べられる味で笑みがこぼれる。いちごを練ったパスタが若干気にはなるがキウイがちょうどいいアクセントになっているし生クリームも普通で後ろの地元民っぽいおばあちゃんが平然と食べているのもわかる。
完食しました。
たぶん完食できた要因としては少なめのオーダーが通ったことが大きいかなと。ここ500円のミートボールナポリタンも異様な量がでてきたので。
マウンテンのいちごパスタを食べ、全部やりきった感があったのですが、3時間ほど新幹線まで時間があったので大須へ。大須、ハンチョウのこのコマに尽きるんだけどメイド喫茶が異様な出店率を見せていて笑いました。
今まで話したことのある名古屋人の方は必ずライブ等での名古屋飛ばしと観光地の貧弱さに言及する以外は本当に名古屋が好きで好きでたまらない!!!と言っていたのが理解できた3日間でした。食べ物が美味しいし、近県はもちろん東京や大阪へのアクセスが容易だし、TVもずっと名古屋情報を発信する放送局があったり、サッカーや野球のチームがあればそりゃ地元愛も沸くのも当然ですね。
ありがとう名古屋。
※1
ライブのレポです
※2
マジでモーモールルギャバンの1stアルバムは全曲最高なんですよ
2018.12.8 @ 両国 両国国技館 Poppin’Party「BanG Dream! 6th☆LIVE Let's Go! Poppin'Party!」
年の瀬なのでライブレポを読み返してたらこいついつもポピパのライブに行ってるな…と思っていたらこれを含めると2018年に4回も行っていてここまで同じバンドに複数回行くのなかなかねえなと思いました。
5thのレポ(※1)で
次はSSAでやってくれ頼む
と書いていたんだけど、まさか両国国技館でやると聞いて人気の割に思いのほかキャパ設定が堅実すぎてあせった(※2)。当たり前だけどチケットも倍率が高かったようで2枚積んで当たったのは本当に運が良いとしか。
両国国技館の中は聞いていたとおりミニ武道館といった感じ。武道館より狭いからか2階正面13列でも結構近く感じたのはだいぶよかった。以下レポ。
・二重の虹
初披露曲!!!曲前のMVも曲中のMVもガルパ絵を上手く使っていてエモい。そして2番前のアヤカオオハシのドラムのタム2分三連と同時に表情をアップで映すの最高すぎてもう…
・ピコっと!パピっと!!ガルパ☆ピコ!!!
まさかこの曲やるんだという気持ち。面白いよねガルパピコ。
・クリスマスのうた
去年からいつ披露するんだろうと思っていたんだけど12月の6thに合わせてくるのはうれしいし、キャラクターパートのクリスマスイベントで披露という形にしたのは上手い。アヤカオオハシがティンバレス+スプラッシュみたいな簡易ドラムセットで前に出て叩いたのもよかった。それと普通に後ろでサポートドラムがドラム叩いてたのはちょっと驚いたよ。
・最高(さあ行こう)!
MVがバディファイトで笑ったしその後にMCでしっかり番宣していたのは笑った。
・STAR BEAT〜ホシノコドウ〜
ラスサビでキラキラした紙吹雪が降ってくるの本当にスタッフがこの曲を
理解してるんだなと泣いた
・ガールズコード
ポピパがいきなりこういう方向性の曲出したのマジで嬉しかったんですよね…生で聞けてエモくなっちゃった
・キズナミュージック
Cメロで思い出~と歌いながら4ビートを叩くアヤカオオハシ、本当にすき
・西本りみさん
異様に肩が強く遠くまでチョココロネを投げていた。そしてポピレンジャーでトンファーの素振りをしていて笑った
・大橋彩香さん
2週連続で見るとは思わなかった(1年ぶり2度目)
バンドリ6th、100点!!!
間違いなくいいライブだった。ただ、楽曲数が12曲と少なくなっていたこととポピレンジャーパートでいつものブシロバラエティを見せられたのは少し残念。
愛美のMCで4曲新曲は大変だったと言ってたのは心情を察するし、オアヤカオオハシが忙しいというのはわかるんだけど、それなら運営はある程度間隔を開けて過去曲やアコギパートを増やしてライブを組んだりした方がいいんじゃねえのかなあと。本業バンドマンなら全国ツアーで2か月で10回ライブするのはザラだろうけど、彼女たちは声優が本業だしもう少し回数を抑えた方が負担にならずに脱退リスクを抱えなくて済むよなあ…(※2)と7・8月のライブラッシュを見て思った。
それはそうと武道館3daysはめちゃくちゃ嬉しいのでポピパ含め複数日行きたいですね、去年武道館で見た前へススメは最高だったので(即手の平返し)
最後に、ライブのタイトルが「Let's Go!」なのめちゃくちゃエモくないですか?9年前の12月に行われたけいおん!の1stライブの タイトルも「けいおん! ライブイベント 〜レッツゴー!〜」なんですよ。おれはこのイベントに参加してキャストが感極まって泣いてるのを見て「がんばれ~」と周囲の客が言ってるのをみて演技だろ…と斜に構えていたんですけど、今回愛美が泣きそうになっている姿を見て「がんばれ~」と自然に声が出てたんですよ(※4)。ポピパが放課後ティータイムになれるかはわからないけど(※5)これからも応援していきたいなあ
これはライブ後近くの居酒屋に入ったら出されたメニュー表です、ミッシェル…
※1
※2
このキャパを埋められなくて必死にラジオやMXで宣伝していた声優がいたこと、昨日のことのように感じられます(正直行こうかと思った)
※3
木谷曰く脱退はドラマらしいですね
※4
これは成長なのか退化なのかわからない
※5
木谷はインタビューでよくけいおん!に言及しているので…
2018.12.12追記
バンドリ公式アカウントの武道館告知ツイートをみるとキャストの日程を心配する声がある一方大学受験前だから行けない!というリプライが散見され、若いオタク向けコンテンツなんだなあ…としみじみ感じてしまった。そうじゃなければフィッシャーズとか出してCM打たないよね…
🎊TOKYO MX presents 「BanG Dream! 7th☆LIVE」開催決定🎊
— BanG Dream!(バンドリ!)公式 (@bang_dream_info) December 8, 2018
日本武道館にて、2019年2月21日(木)~23日(土)の3DAYS公演🎉💫
12/12(水)3枚同日発売CDの初回生産限定分封入特典として、抽選応募申込券が封入‼https://t.co/yV1HsmRCKo#バンドリ #ポピパ #Roselia #RAS pic.twitter.com/iQH1dvPpGf
2018.12.02 @ 名古屋 ナゴヤドーム アイドルマスターシンデレラガールズ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!」
■ライブ前
前日のまさかのほたるちゃんボイス実装&シンデレラマスターの一報に喜んでいたおれは名古屋に向かっていた。(※1)とりあえず名古屋駅到着後ちかくのデカすぎるナナちゃん人形や各アイドルの垂れ幕を見たけどめちゃくちゃこの辺混んでた。
それから会場に向かい埼玉同様秋冬CDを買ってキャラパネルだけ見に行くとそこにはメアリー・コクランちゃんが。かわいいぜ…(1か月ぶり2回目)
今回の席も思った以上によく、下の赤丸で示したようなバックステージに非常に近くメリーゴーランドがめちゃくちゃ接近する位置で本当にアソビストア最高!と来年も継続しようという気持ちになるほどだった。いままで4階席とかばかりだったんで本当にうれしいんすよ…
■ライブ
・Snow Wings
オリメン揃うの初なんだといううれしさとやっぱり山下七海さんの声ホンマええなという思い
・追い風running
めちゃくちゃ適度な距離でセンターステージの乙倉くんを見れて幸せ。あとドーム公演だけあって「おはよっ」「「「「お”は”よ”っ”!!!!!!」」」」みたいな感じですげえ叫びが聞こえて楽しかった。
・アツアツ♪マカロニグラタン
この曲恋のハンバーグ以上に響子ちゃんの家庭的な部分が出ていて本当にすき。一生ごはんの歌を歌ってほしい。全然関係ないけどこのタイトル「ほいよこれ、具沢山・アチアチ・マカロニグラタンね」みたいなアレを思い出す
・楽園
ラスサビの私のそばで見守っていてくださいのフレーズでおじぎする会沢さん完全に関ちゃんが宿ってたね…
・Snow*Love
ドーム全体に雪が降るような光の演出が本当に曲調と合っていてよかった
・Starry-Go-Round
牧野さんがセンターステージに全力ランニングしていたのがおれの考える佐久間まゆ像と違っていて笑った。おそらくあっちにPさんがいたんですよぉ…
・MC(クール)
比奈も頑張るヒナー(安易なキャラ付け)(かわいい)。ウェーブで会場が青から白に代わって行ったのはすごく綺麗で冬のイルミネーション感がすごく出ていた。
・きらりんロボのテーマ
唐突に登場した哀妻のキョウコ以上に拘束のまゆのリボンの鞭打のSEが結構ガチでしたよぉ…
まさかこの曲をやるとは思っていなかったのでまず笑ってしまったしそもそもきらりんロボ自体敵だぞ!?という気持ちしかなかったのできらりがんばえー!と会場一面がオレンジ色に染まったときは再度笑ってしまった。
・Tresure
早苗さんだけ常に客席に銃を向けているのは笑うしかなかった。ズルいだろ
・ラブレター
サビでドーム上部にピンク色のラブレターが見える演出が良い
・MC(キュート)
ピンチェの告白パート可愛すぎませんか?おれも響子ちゃんにうみゃーてんむす作ってほしいよ…あと杏ちゃんに名古屋名物を食べさせるパートで乙倉くんが小倉トーストを食べさせようとしたところで智絵里ちゃんが「大きいね…////」っていうのあざとすぎる…それとまゆ佐久間がアツアツおでんを何度も杏ちゃんの口に当てるの普通にひどすぎて笑った。そのあとのふぅ~とかはくしゅ~は普通に可愛くいうのは完全にそういうところなんだよな。
・ツインテールの風
唯ちゃんが入ると心地よい高音が入って原曲以上に気持ち良い曲になる。全部の風歌ってくれ頼む
・マイスイートハネムーン
佐久間まゆちゃんが!バックステージの!!すぐ近くに!!!いる!!!!基本後ろ姿しか見えなかったけどスカートがひらひら動くのがかわいいんですよ。Cメロでこっちを向いたとき本当に最高でURを折ることしか考えられなかった。やっぱりサビの声の伸びも佳いしCD以上でこれだけで元を取った感すらある。
・With Love
よしのん「法螺貝が上手くふけない時も」←!?
・MC(パッション)
柚ちゃんの誕生日を祝うUOが本当にきれいで…
・Love∞Destiny
∞(アンリミテッド)のときの智絵理ちゃんのオーラがヤバくてじこまんぞく感があったというフォロワーさんの感想にめちゃくちゃ頷いてしまった。ステージ演出も怖いっすねこの曲
・Nation Blue→Neo Beautiful Pain
AJURIKAよくばりセットやめろ&AJURIKAは冬の男だった?
・Trinity Field
センターステージを光が△になる演出が完全にデレステやんけ!!!!とちょっとその演出力に驚いたし前の席の方3人が終止ペンライトを三角にもちながら微動だにしていなかったのも驚いた。
・流れ星キセキ
前の曲の△と▽が合わさって六芒星の光になりニュージェネが出てきたのはエモく感じたんだけどよくよく考えたら表示形式変更できなくなっちゃうんだよなあ…と思いながら聞いていた
いやー楽しかった。埼玉と名古屋の2日目に参加して今までのお世辞にもいいとは思えなかったBGVから脱却して大きな箱に合わせた演出をしようとしているところとか、これは賛否両論あるけど演者の中の人を極力出さないようにしてMCも劇中劇に徹していたり、シンデレラガールズ特有の終わらないんじゃないか…という最後のキャストのコメント(※2)をなくして各属性ごとにまとめていたのは新たな試みですてきだと思う。新キャラを7人追加するのはすごくデリケートな話だけど、「変わらなければやがて朽ちていく忘れ去られたメリーゴーランドね」を実行しようとしているバンナムやサイゲにはこれからも期待していきたい。・
※1
いやだってほたるちゃん声付いてもおかしくない順位なのに持ち前の不幸体質からかCuのシンデレラガールズを狙える層が異様に厚いからかはわからないけど全体12位で付かないってもう無理じゃん!なんで!!(アニメシンデレラガールズ本田未央)って思ってたのでほんとにうれしい…ほたるちゃんは闇落ちSRのある幻想公演もいいけど目指せきらきらモデルアイチャレで一気に可愛さに気付けたしガールズビーネクストいいよね…ってなった。アイチャレ中は険悪だったしゅがはと千鶴ちゃんがエピローグで一緒にクレープ食べに行くシーンマジで泣けるんすよ…
※2
出演者が多いので全員コメントするまで1時間近くかかるけれど、キャストの方ひとりひとりの思いが伝わってきてシンデレラガールズの泥臭さといっていいかわからないけどおれはすきですね…
2018.11.22 @ 幕張 幕張メッセ Tokyo 7th シスターズ 「Tokyo 7th シスターズ 4th Anniversary Live -FES!! AND YOUR LIGHT- in Makuhari Messe」」(ディレイビューイング)
武道館のあと、2034年からしばらく戻れなかったおれは(※1)無心で4thのチケットに応募していた。正直なところ、両日ともに仕事は入ってはいたがなんとかリスケして片方だけでも参加したいという気持ちが強かった。だが、その思いも両日ともにチケット落選という結果で杞憂となってしまう。よくよく考えれば当たり前の話だ。この間の武道館は平日夜18:30というスタートで遠方の支配人はもちろん忙しい社会人や学生は参加しづらかったのに対し(※2)、今回は土日17:00スタートというあまりにも整ったスケジュールだった。また、武道館が1万2000人入るのに対して、イベントホールだと6000人計算だということで純粋に1/2になってしまったのもチケットが取りづらい大きな要因といえるだろう。(※3)
そんなわけでアホみたいに高騰したチケット(※4)に手を出すのはちょっと…と思ったし、武道館に行っていたフォロワーさんも全然チケットが取れていなかったため、仕方ないしLVで我慢するか…とLVの発表を待っていたが一向に発表がなかった。だが、ライブ数日前にディレイビューイング開催の発表があり心から安堵したのはいうまでもない。
そんな中で迎えたディレイビューイング当日、足早に映画館に向かった。開場し周りを見渡して思ったのが「これ半分も埋まっていないな」という現状だった。舞台挨拶のあるバルト9が埋まるのは当然だが、そこそこ都心に近いこの会場でこの空席率…?と思わざるを得ないのはつらい。以下レポ。
・MELODY IN THE POCKET
元気すぎないめちゃくちゃやさしい曲が沁みる…これ最初の曲に持ってくるのはずるい
・STAY☆GOLD
武道館で終盤に持ってきた曲を序盤に入れるセンスが光る。
PUNCH'D RANKERとSEVENTH HEAVENがものすごく好きなので聞けて良かった。今まで水瀬いのりさんについて半信半疑だったところがあるのだけど、キングレコードがあそこまでプッシュする理由がわかった。完全にパフォーマンスが図抜けている。
・Ci+LUS
山崎エリイさんのお兄ちゃんお姉ちゃんの破壊力がヤバくて記憶がない(4か月ぶり2度目)
ひまわりのストーリーやタンポポ、YELLOWをはじめとした楽曲と歌唱が素晴らしいのはもちろんなんだけど、MCで今までの積み重ねがあるから今の私たちがあると言っていたのは刺さった。なんでおれはもっとはやくにナナシスを知ることができなかったんだろう、どうしてはじめてのライブから少しずつ成長する彼女たちを追うことができなかったんだろう。
・4U
登場から退場まで完全に4Uそのものだった。演奏も掛け合いも佐伯ヒナと鰐淵エモコと九条ウメがそこにいた。
・.FUNBARE☆RUNNER
なんでこんなにFUNBARE☆RUNNERが胸に刺さるのか未だにわからないでいるけれどただ一つだけいえるならGANBARE☆RUNNERとかならここまで耳に残らずによくある曲として消費されていくんだろうな…と思う。彼女たちがトロッコでバトンを回しながら歌っているのをみたらやっぱり涙が出てきた。
・スタートライン
どこかの誰かと比べたりすんなよのフレーズで辻あゆみさんをカメラが抜くのがちょっと面白かった。
まさかセトリを事前に把握しているディレイビューイングでここまで感動するとは思わなかったし、武道館のセトリとは大分趣向を変えるんだなと面白さがあった。次のライブは現地でみたいのでキャパ1万前後の箱でやってくんねえかなあ。
※1
※2
おれのフォロワーさんが異様に来てたのは未だに謎
※3
この1万2000人は2日間の数字
Tokyo 7th シスターズ 2Daysの4th Anniversary Liveを幕張メッセにて開催! 約1万2千人のファン達が熱狂した初日レポート!
https://www.akibasgate.com/event/17117
※4
なんか5万近くで取引中になっていたチケットのスクショが回っており武道館のチケットが3000円近くで流れていた光景を思い出してこれ本当に同じゲームのライブなのか?と目を疑いました