beki雑記

オタクのライブレポ

2018.07.04 @ 東京 武道館 チャットモンチー 「CHATMONCHY LAST ONEMAN LIVE ~I Love CHATMONCHY~」

 

 ■チャットモンチーについて

 

唐突ですがチャットモンチー楽曲ベスト10を発表します

 

1位 ハナノユメ

「薄い紙で指を切って~」のただかわいいだけじゃない少しひねくれた歌詞と同時に始まる最高にカッコいいスネアでもう何も言えなくなる。

 

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2位 親知らず

どこか郷愁を感じるギターソロからはじまるやさしさに満ち溢れた曲。生命力の1曲目がこの曲であることでアルバムの印象が全然違うというかチャットモンチーはラブソングだけじゃないと当時聞いていて圧倒された。生命力は何度も聞いていたので聞き馴染んでいるからかもしれないけれど、この曲を一言で表すなら実家のような安心感というネットスラングが言いえて妙だと思う(全然関係ないんですけどこの曲聞いているとジャパハリネット哀愁交差点を思い出すんですよね。この2曲で行ったことのない四国に対するやさしい土地という印象がめちゃくちゃ強い)

 

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3位 シャングリラ

この曲は全部最高なんだけど特にCメロ「胸を張って歩けよ~」のところの16分系のスネアの動きと大サビで変拍子を二回挟んだあとに「ぼくのこと駄目なひとって叱りながら愛してくれ」で爆発させる構成がもう最高

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4位 真夜中遊園地

「コンタクト外して酸化した現実」なんてフレーズ常人では考えられなくないですか

 

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5位 風吹けば恋

アップテンポでストレートな恋心を歌った青春ソング。今聞くと気持ちが10代になってしまう(今知ったんですけどからかい上手の髙木さんでカバーされてたんですね)

 

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6位 東京ハチミツオーケストラ

東京を歌った曲は数あれどこんなキュートに上京を歌った曲はそうそうない

 

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7位 バスロマンス

高橋久美子からの祝福って感じの曲です。(全然関係ないですが弟の結婚式で流れた曲がこれじゃなくてGood luck my sister!!だったのこいつらチャットモンチーオタクか!?と笑顔になった)

 

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8位 やさしさ

「あしただめでも明後日だめだめでもわたしをゆるしてそれがやさしさでしょ」(※1)のフレーズだけでご飯食べられる

 

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9位 終わりなきBGM

サビの「ドラマでも昔話でもないよ」のえっちゃんの歌声で一点突破されてしまう

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10位 ここだけの話

サビのシンコペーション気味のライドシンバルがすごくえっち(伝われ)

 

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ここまで書いてほぼ高橋久美子作詞曲だったことに笑ってしまった。

そのぐらいおれにとって高橋久美子は単なるドラムの域を越えてチャットモンチーの根幹を成すものだった。彼女が書く少年であったり少女のような透き通った世界が好きだった。

それにくわえて天才的なメロディセンスといつ聞いても安心する歌声を持つえっちゃん、その個性豊かな二人のバランスを絶妙にとる福岡さんが合わさってできる奇跡のような3ピースバンドのチャットモンチーが大好きだった。

 

閑話休題。おれは2回ほどチャットモンチーの演奏を見たことがある。1回目は2008年の学園祭でのライブ、2回目は高橋久美子脱退後の2012年のロッキンで。前者は生命力中心のセトリで前述した好きな曲がたくさん演奏され楽しかった。後者は2人体制のチャットモンチーの大幅な音楽性の方向転換にただただ驚いてしまい恥ずかしながらそれ以降彼女たちの新譜から遠ざかっておりずっと三人体制時代の曲ばかり聞いていた。

だからこそ今回の完結宣言はすごく残念ながらも少し納得できるところであった。その後改めて高橋久美子卒業後の楽曲を聞いてみたが、確かにすごくいい曲を書いているけど好きだったころのチャットモンチーではないのかなと思ってしまったのだった

 

■ライブ開演まで

・武道館の写真です 

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・思った以上の女性率に驚いたし普通にシャツのXLが残ってたことにひっくり返った(オタクライブに多く行っているためXLが売り切れてしまうのが普通だと思ってしまう節がある)

 

・男子トイレが空いてたことにひっくり返った(2)

 

・缶バッジガチャの結果です。生命力ジャケットが当たって嬉しい

 

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高橋久美子~~!!!!!そういうところだぞ!!!!!!!!!!!(泣)いや待ってフラスタのコメントだけで名言連発するのやめてくれ頼む(ブレてて読みづらいですが「チャットモンチー真空パックされるよ」と書いてありました)

 

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・ハナノユメでバンドを始めたと死ぬほど公言してる忘れらんねえよ柴田がフラスタ送るのはわかってたけどperfumeベボベSHISHAMOも送っていて百合か!?ってなった(雑なオタク)

 

・おれの席は注釈付指定券だったのでまともに見れるか不安だったんだけど、席を見ると真後ろで嬉しさ半分これ中継されるのでは?という不安を抱いた(たぶん中継されている)

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■ライブ前半

 

・砂鉄

あふれでる高橋久美子で泣いた。えっちゃんが書いたやさしさのアンサーとして「だめでもだめだめでも許すよ」はもう何も言えないでしょ。

 

・クッキングララ

えっちゃんがめちゃくちゃ近くに寄ってくれてコール&レスポンスができたのは嬉しかった。なんか最後の終わりが見えない感じノーナのラブトゥギャザーっぽくって笑う(※2)

 

・染まるよ

隣の女性が号泣していたのが印象的だった。たぶん元カレぴが喫煙者だったんだろうなと

 

チャットモンチー2005~2018年ヒストリー映像

2007~2008年あたりから急激にかわいくなるえっちゃんにクるものがあった。本当に13年間今まで駆け抜けてきたんだなって…

 

■ライブ後半

 

・アンサンブル(ストリングス6人)の紹介

えっちゃんの雑なニックネームの付け方が光る。あとなんかみなさん顔採用か!?と思うぐらい顔が整っており周囲からかわいい~と声が上がっていた

 

・東京ハチミツオーケストラ

もう語彙がない。めちゃくちゃするオケ映えする曲なんですねこれ。ラストワンマンでよくこう試みれるなと。

 

・Last Love Letter

恒岡章さんのドラムが尋常じゃなくカッコよくて失神しそうだった。元からカッコいいドラムの動きがより洗練されている

 

・真夜中遊園地

もう語彙がない(2)

 

・ハナノユメ

大サビ前のコーラスでの合唱で曲を止めるの普通に卑怯すぎませんか?こんな演出されたらもうだめでしょ

 

■アンコール

 

・シャングリラ

幸せだって叫びてぇよお!!!!!!!(語彙力)(3)

 

・風吹けば恋

この曲アンコール2曲目でやるの普通にズルすぎます

 

・サラバ青春

常岡さんが退場して次何やるのと思ったら福岡さんがピアノを弾いてえっちゃんが歌った。それだけでおれの周りの観客はボロ泣きしながら「ぼくらの青春もサラバなんだね」と歌っていた。

演奏が終わり、えっちゃんと福岡さんが泣きながら抱き合っていたを見てもう声を出しながら泣いてしまった。チャットモンチーという青春が終わってしまったことにただ茫然としてしまった。

以前どこかで10代の時によく聞いた音楽は年齢を重ねても好きでいると聞いたことがある。おれはチャットモンチーをずっと引きずっていくんだろうと思ったライブだった。

最後に今日のライブを一言で表すとこれです。(高橋久美子~~~!!!!!そういうところだって言ってるだろ!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!!)

 

 

 

※1

ちょっと小木曽雪菜っぽくないですか

 

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※2

さすがにYTR☆のようにめちゃくちゃではなかった

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2018.06.10 @ 所沢 メットライフドーム Aqours 「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~」  

 

去年の2ndに引き続き行ってきました西武ドーム

去年は平日公演に行ったので物販も空いていたんだけど今回は日曜日かつ雨だったこともあってガチャに並ぶだけで40分ぐらいの長蛇の列であせった。

 

ガチャの結果です 

 

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あと謎のクソデカちかちゃんの存在感しゅごい 

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未来の僕らは知ってるよ

1曲目にふさわしいラブライブのOPって曲だよねみらぼく…

 

MYTONIGHT

この和ロック生で聞くとエモいしか言えないんだけどその前にスクリーンに流れていたラブライブ予選会場から高校までショートカットするために使われたとんでもない広さのミカン畑をもつ同級生の豪農のことを思い出してしまった

 

・MIRACLE WAVE

劇中で千歌ちゃんがロンダートからのバク転をしていてかなり無茶な動きしているなと思ったけどまさかこれを実際にやるとは思わなかった。ふらつきながらも成功させる伊波杏樹さんすげえよとしか言えない

 

・awaken the power

正直CDを聞いたときまあ普通かと思ってたけれどここまでライブ映えする曲だとは思わなかった。ハイハイハイ!のコールが最高。

あとセイントスノーの二人が10分ぐらい客を使ってはしゃいで(ペンライトでウェーブ等)そのまま帰ったのが面白かった、2曲目やらないんだ的な

 

WATER BLUE NEW WORLD

アニメ本編同様サビ前に衣装を脱ぎ捨てる演出がよかった。あと大サビのピアノに乗せた曜ちゃんパートの歌声がとにかく綺麗で…

 

勇気はどこに?君の胸に!

この曲、サビの夢は消えない~の2分三連といいCメロのスネアといいラブライブサンシャインの中でも一番のスーパー名曲で最高なんですよ、一度生バンドで聞きたい。

それはそうと合唱タイムでエモ散らかしながら聲出していたんだけど隣のシュッとしたオタクの歌がとにかく上手でyoutubeに歌ってみた動画とか上げてほしいなと思った。

 

・WONDERFUL STORIES

感情人間になった

 

・ 小林愛香さん

とにかく顔が良い

 

・小宮有紗さん

とにかく顔が良い

 

いやー合間合間で挟まれる本編動画と劇中歌のリンクのさせ方といい、バックスクリーンにアニメサイドスクリーンに声優さんの中継を映したりと本当に演出がお上手なんですよねラブライブ。アニメ本編の学校は救えなかったけれどラブライブ本戦では優勝し学校の名前を永遠に残すっていう最高の敗北を見せてくれてところどころでエモ泣きしてしまった。次の東京ドームのライブと映画が楽しみ。

2018.05.19 @ 幕張 幕張メッセ TrySail「LAWSON presents TrySail Second Live Tour “The Travels of TrySail”」  

 

フォローしているアマテン大好きオタクがトライセイルが最高で~モチョが~ナンスが~と呟いてるのをみてちょうどいい機会だったので行ってみた。

いやーマジで三人とも歌唱力が高いのとアップテンポで強い曲が多くてエロマンガ先生の曲ぐらいしかまともに曲知らなかったんだけど相当楽しめました。

気になったのがイエッタイガーや扇型のペンライトを持ったオタクが他のアニメのライブよりも多くてよくも悪くもアイドル声優現場なんだと。(退場者が多数出たそうです)

でもやっぱり声優は顔じゃなくて歌唱力なんやな…

2018.05.12 @ 幕張 幕張メッセ Poppin’Party「BanG Dream! 5th☆LIVE Day1:Poppin’Party HAPPY PARTY 2018!」  

 

また行きましたポピパのライブ。1月にガルパーティで聞けたのはよかったんですけど4曲しか聞けず少し消化不良だったのでやってくれるのはうれしい。正直リアルが立て込んでいて行けなかいかもと思っていたんですが調整できて一安心。

 

THE THIRD(仮) 

 

いやー良い。カバー曲はボーカルいなくて大丈夫かなと思ったけど全体的に声質的に問題ないというかアフロのボーカルがあっている。急にオープニングアクトに決まったけど事前に告知あればこの為だけにBDやCD積んで応募するオタクいるんじゃないか

 

ポピパ

・アニメメドレー

スーパー名曲であるところの前へススメをメドレーで消化するな!!!!!と思ったけどチョココロネから夢みるサンフラワーの一連の流れはアニメを追体験できてよかった。

 

・特訓コーナー

大塚紗英パート

エモい

・西本りみパート

僕ジャンプ連載当時からリボーン読んでいて、その頃から今でも年1ペースで「噛み殺すよ(暗黒微笑)」とインターネットに書くことが癖になってるんですけどトンファーの使い方一切わからなかったんですよね。でも今回の西本りみさんのトンファーの特訓風景を見て戦い方を学びました。ありがとうバンドリ、ありがとうブシロード

大橋彩香パート

なんでアヤカオオハシだけ真面目にトレーニングしてるんだ

 

・CiRCLING

いやー2番Bメロの「神様約束通りわたしたちひとつになれました」が声がかすれ気味で感極まってる感が出ていて最高。この曲本当に全員で歌うところが最高にエモいんですよこれ最後に持ってこられたらしょうがない。

 

・Light Delight

この世界はひとりじゃないよなんやな…(語彙がなくなるほど良さであふれてしまった)

 

Happy Happy Party!

「最後にバンドリらしいしっとりした曲やって帰ります。どうもありがとうPoppin'Partyでした。(Happy Happy Party!のイントロが流れる)そんな曲ありませ~ん!!!! だってロックバンドですから~!!!!!! かかってこい!!!!!! Monday光あれと君が歌ってる」

いやーマジでHappy Happy Party!で終わるのポピパって感じでズルい最高

 

正直特訓コーナーの尺が結構あるな…と曲数聞けないのではという不安があったけど後半からセトリが最高すぎました。次はSSAでやってくれ頼む

 

 

 

2018.04.08 @ 中野 中野サンプラザ アーバンギャルド「10周年記念公演アーバンギャルドのディストピア2018「KEKKON SHIKI」」

 

おれが年1ペースでライブに行っているアーバンギャルドだが、昨年の秋に10周年記念ライブを中野サンプラザで行うという発表があった。その発表を聞いたとき、正直埋められるの?と思ったし、事実よこたんも今のアーバンギャルドにとって正直厳しいと呟いていた。(※1)

よくよく思えば去年行ったライブはUNIT、一昨年のライブはスターラウンジと10年やってきたバンドとしては決して大きなハコでライブをしているわけではない。なのでキャパ2000オーバーのハコで行うのは現実的ではないし埋められない、そう思うのは普通だった。去年のブログでも書いたが、谷地村くんが脱退もとい解雇されてからのアーバンギャルドの曲はぽっかりと何か大事なものが失われており、彼がバンドの根幹をなしていたんだと改めて思った。

そんなこんなで埋まるのか?と不安になりもしたが、ナタリーの10周年インタビュー(※2)を読みつつ、ライブまで過去のアルバムを聞く日々が続いた。(コメント寄せてる中に上坂がいるのはともかくアイドル本当に多いしモーモールルギャバンがいるのは笑ってしまった)

 

当日、電車を乗り継ぎ中野サンプラザへ向かう。初めて行く会場ということで迷わずいけるか少し不安になったのだがそれは杞憂に終わった。ファンであるアーバンギャル&ギャルソンの皆さんがいつも通りセーラー服や水玉模様の服、気合の入ったロリ服(イノワとかMILKとかアンプリ)、果ては公演名のkekkon sikiのちなんでか結婚式のベールを被って会場前にいらっしゃったのですぐにここだろうなと察知できた。入場後、旗とチェキ(※3)を買い、購入者特典としてPVに使われたというCD-Rを直でもらい少々困惑しつつ席に着いた。あと上坂いるかな…と関係者席をキョロキョロ見回していた(※4)。

 

ライブの感想は以下のとおり

 

・都市夫くんがピカピカしすぎている

箱男に訊けのとき一瞬目を離したらステージにダンボール人間が5人いてマジで怖かったです

・おじさんが客に十年前どんなことを思ってた?と聞いて「死にたい」と言ってたのはともかく、今は?と聞いても「死にたい」と口々に叫んでいて笑った (希死念慮は死なない)

・前の客がアーバンギャルドのファン(オタクかリスカしていそうなロリ服かセーラー服を来たメンヘラ)っぽさがないマキシマムザホルモンかWANIWA大好き!って感じのドレッドヘアー?の兄ちゃんで要所要所でメロイックサインを連発していて笑うしかなかった

・ライブ会場と違ってハコが大きいからか映像やダンサーを使った演出等が今までできなかったことを全部やってる感が出ていてすごくよかった。おじさんも言っていたけど、もっと売れてればもうちょっと早い段階でこれやれてたんだろうね…

・ベストアルバムみたいなセトリだったのでよかった。ただ、都市夫くん出すなら都市夫は死ぬことにしたとかおじさんメインの曲を数曲歌って欲しかった

・最後に天馬が「青春は振り返ったときに青春になる、青春の真っ只中にいる時はそれに気づかない」「アーバンギャルドを青春にしてくれてありがとう」みたいなことを言った時エモ泣きしました。

 

演者が舞台から降りスタッフロールが流れたとき、いいライブを見たとき特有の心地よい疲労感があった。アーバンギャルドと出会った当初、このオッサンの声不要だろ…と思ったおれだけど、少女三部作を聞いて天馬のいないアーバンなんて牛肉抜きの牛丼です(蛸壺屋中野梓)と思うまでになり、あの時不要だと思ったオッサンの言葉で泣くことになるなんて全く予想していなかった。おれはすぐに手のひらをクルクル回転させて一秒前の好きが一秒後嫌いになるオタクだけど、アーバンギャルドは今後も追って行こう。そんな気持ちで帰路に着いた。

 

 

 

※1    

 https://twitter.com/macaron_gall/status/914447493676466176     

アーバンギャルドを卒業なんて、言わせない Part1 | アーバンギャルド・オフィシャルブログ URBANGARDE OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

 

※2

アーバンギャルドCDデビュー10周年記念ロングインタビュー|吉田豪と振り返る、メンヘラバンド10年の歩み (1/6) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

記事中でおじさんいいこと言ったな…と思うので引用します…

>──サブカルの代表がアニメになって、アニメ好きがマイノリティじゃなくなった以上、もうサブカルも何もないですからね(笑)。

(中略)

>松永 それに比べたらオタクなんて「俺たちはマイノリティだ」みたいなこと言ってるけど、「お前らアニサマAnimelo Summer Live)でさいたまスーパーアリーナ埋められるじゃん!」って。

※3 

チェキでよこたん当たったことが一切ないんだけどバグ?

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※4 

三澤さんと行っていたみたいです

♡KEKKONSHIKI♡ | 三澤紗千香オフィシャルブログ「さちかにっき。」Powered by Ameba

 

 4/24追記

上坂は2018年4月21日放送の

上坂すみれの♡(はーと)をつければかわいかろう」第108回

 三澤さんは2018年4月20日放送の

 「三澤紗千香のラジオを聴くじゃんね!」第159回

でライブの感想について触れていたので興味のある方はぜひ。

 上坂はオタク特有の早口でアーバンギャルドへの愛について語っていて笑ったし、三澤さんはライブの内容以上に上坂とどう過ごしたかについて語っていて微笑ましいを通り越してちょっと怖さを感じた…百合営業とは思えねえんだよな

 

 

 

 

 

2018.3..20 @ 新木場 STUDIO COAST  syrup16g「COPY発売16周年記念ツアー 「十六夜 <IZAYOI>」十六夜」  

 

おれがsyrup16gを知ったのは高校生の時だ。当時からおれは変わらず陰湿なオタクで、メンタルが病んでいる人間が書くいかに自分が繊細で感性が鋭くて周囲に恵まれていないかをリストカット画像とともに発信するブログを楽しみながら読んでいた。そういったブログを書く人間の多くが椎名林檎「様/さん」(これなんなんでしょうね)やV系の音楽が好きと前略プロフィールに記していたのを妙に覚えている。ある日、そういったブログを巡回中、syrup16gのex.人間が傷ついた私のメンタルをいやしてくれる…みたいな文章を読み、CDを借りたところその諦観に満ちた音楽を何度もリピートしてしまった(全くメンタルは癒されなかったが)。かといって、当時のおれはガガガや太陽族銀杏BOYZ等の青春パンクが大好きなキッズだったので特に他のCDを借りることなく時間が過ぎて行った。近年、週末CDを借りてPCに取り込むことが日課になっており、あらかた借りたいものを借りたのでシロップのCOPYを枚数合わせに選び家で聞いた。なぜだか10代の時に聞いた時よりも耳に馴染んだ。なぜだろう、社会人生活にもある程度慣れ、諦めることが多くなったことが理由だろうか、精神が自分が思っているよりも摩耗していたのだろうか、五十嵐隆の書く世界が思いのほか遠くなかったからだろうか。理由はわからないが、家に帰ったら生活とafterglowのHey-day狂騒曲(バンドリのオタク)を聞く生活がしばらく続いた。

3月20日、シロップの16周年ツアーはファイナルを迎えた。開演前にコーストのロッカー前で入場待ちをしていると、思いのほか20代が少なくて年齢層が高めだな…と周囲を見て思った(今思いかえしてみると、2000年台前半にシロップを聞いて精神を安定させていたハイティーンも2018年を迎えたらアラサーになるよな…という当たり前の結論に至るわけだが)。ライブ自体は、6曲目ぐらいで早々に五十嵐隆の喉が枯れ始めて不安になるも(※1)、その後持ち直してスーパー名曲であるI.N.Mやパープルムカデ、そしてアンコールで生活を演奏した。生で聞いた生活は作中のダウナーな世界観とは違って五十嵐隆が懸命に歌っており(※2)、ここでエモさが最高潮を迎えてしまった。今後、シロップは活動をしばらく休むそうだが、また演奏を聞かせてほしいなと強く思った。。

 

※1 たかしがんばえー!という気持ちだった

※2  知り合いが大学時代シロップのコピーバンドで学祭ライブに出るべく、出場を賭けたコンテストで生活を歌ったところ、審査員から口ぐちに「もうちょっと元気に歌った方がいいよ」と言われて落選したエピソードを思い出した。元気なシロップってなんだよ

拝啓 岩沢正美さま  

 ■フーバーオーバーとの出会い

好きなバンドを3つ挙げろと聞かれたらフーバーオーバーブルーハーツガガガSPだと即答するレベルでフーバーオーバーが好きだ。中学生の時に1stフルアルバムのArtNo.5をCDショップで聞いた時からもう岩沢正美の作り上げる絶妙にポップなメロディとキュートで毒の入った歌詞に今でもときめいている。

当時からわからない人とフェンダーと広告風船は本当にずっと聞いていてわからない人の「君のキラメキと胸のトキメキにつなぐ言葉を探してはどっかでやっぱり…とか考えて脳みその中で過ぎていく」というフレーズに何回参ったかわからないしフェンダーの歌詞はもう大学ノートに何度書き写したか覚えていない。もっと言えば、弟がゲームをプレイする時にずっとフェンダーとわからない人を流していたせいで、そのゲームをプレイするたびにさよならは君だけでもう十分なんだよ~というフレーズしか思い出せないと怒られたことがある。

その後もずっとmasterpieceというしかないCDを出してくのだが、頻繁にメンバーが脱退していき最終的にはオリジナルメンバーが岩沢正美しかいないという事態に陥っていた。フーバーオーバーは作詞作曲をすべて彼女が行っているワンマンバンドだったので特に問題はなかったが、メンバーチェンジしていくたびに初期の尖った音が薄れていった印象は否めなかった。

例を挙げると、構造的欠陥を聞いていただければわかりやすい。

 

構造的欠陥(STYLE OF Limited Ver)

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構造的欠陥(A型センチメンタルVer)

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確かにA型センチメンタルVerの方がよくまとまっていて聞きやすいのだが、個人的にはケンタや小次郎が在籍していた頃の構造的欠陥の方がギターとドラムの自己主張と岩沢正美の楽曲が絶妙なバランスで存在していて聞いていて楽しかった。

 

■ライブについて

ライブでの岩沢正美のライブでのMCはお世辞にも上手くなく、他のメンバーが曲間を埋めることが多かった。話したとしてもいつも今ハマっている食べ物の話ばかりしていたし、雑誌等のインタビューでもあまり作品についても多くを語らない印象だった。(彼女がリスペクトするコレクターズとの対談でも山中さわおと古市コータローと大木温之という大御所と同席したとはいえ全然話せていなかった(※1))

 

また、解散一年前のライブにいったとき、彼女はバイトを一日で辞めたと言っており、本人もたびたび言っていたとおり音楽がなければ生きていけないひとなんだろうな…とつくづく思った。

だから解散の発表の際、彼女はこの先生きていけるのだろうか?と不安にならざるを得なかった。

皮肉にも解散ライブのチケットは普段のライブよりもはるかに早いベースで売れ、彼女たちがよくライブを行っていた下北Queを早々に埋め、チケットが取れなかったおれは「こんな時に限って行くなら普段から行ってろよ」と毒づくしかなかった(その前にやっていたリクエストワンマンやツアーワンマンはそこまで埋まっていなかった覚えがある) し、彼女たちが一番大きいハコでやったのがO-Westだと思うと今でも本当にかなしくなってしまう。(O-Westは一切悪くないしいいハコだが、武道館は無理でも1回ぐらいコーストでライブしてほしかったという思いがつよい)

 

フーバーオーバー解散後

解散ライブを終えベストアルパムを出しフーバーオーバーは終わった。だがフーバーオーバーは先述したとおり岩沢正美がいれば成立するので大丈夫だろうと楽観視していた。

けれども、他のメンバーの音楽活動をしている情報が入ってきても、彼女の活動報告は一切なかった。やっぱり死んじゃったのかな…とうっすら感じながらも昨年2017年までCDを聞いたりカラオケのどの曲を歌っても全部1位になってしまう現状を見ては岩沢正美歌唱印税入っているのかな?と思う日々が続いた(Angel Beats!で彼女がモデルのキャラが出たときは麻枝准もフーバー聞くんだ…とちょっと笑った)

そんな中、ふとフーバーオーバーで検索してみると驚いた。木下めろん名義で作家活動を行っていたのだ。しかも解散直後から活動していると知って本当に安心した。

しかしながら、彼女の作曲する曲の多くは演歌で試聴してみても明らかに今までの岩沢正美の音ではなかった。少しがっかりしつつも、活動していれば今までのような琴線に触れるような曲が出るだろうと期待していた。

そしてこの度、STU48のB面曲の「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで」の作曲・編曲を担当すると知りCDを聞いて本当に岩沢正美があの帰ってきたのだと嬉しかった。前々から思っていたことだが、彼女の曲はアイドルとの親和性が非常に高いため、サビのエモい早口パートが最高に合ってる。贅沢を言えば、作詞は秋元康が行っているため、彼女の世界観が完全に出せていないのが少々残念ではある(彼の作品だとアニメじゃないや

0点チャンピオンやメロスのようにの作詞は天才だと思う)が。これを機にどんどんアイドルに楽曲提供してもらえたら本当にうれしい。

絶対にないけれど、アイドルマスターシンデレラガールズ佐久間まゆさんに合うような外出禁止や声みたいな曲を提供してくれねえかなあ。

             

フーバーオーバー / 声

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フーバーオーバー 外出禁止

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※1 [CLUB Que 15周年記念 THE COLLECTORS × the pillows Theピーズ × フーバーオーバー特別対談

http://www.ukproject.com/que/pickupartist/0906que15th.html