beki雑記

オタクのライブレポ

2019.01.30 @青海 ZEPP TOKYO SHISHAMO「SHISHAMO ワンマンツアー2018-2019 追加公演 「ねぇ、あなたとあの娘は夢でしか逢えない間柄なのにどうして夜明けにキスしてたの?」」

 

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おれはガールズバンドや女性がボーカルのバンドがあるとすぐ飛びついてしまう、それは未だにフーバーオーバーの面影を追い続けているからだ(※1)。ある日、ふとタイムラインを眺めていると、タイムラインのオタクがyoutubeの動画を貼っているのを見て知ったのがSHISHAMOだ。確かその時聞いたのが君と夏フェスで、女の子がすきぴとフェスに行くという曲に常に斜に構えているおれはもっとフェスに真剣になれ!!!!タイテを極限まで回せ!!!!!フェスを色恋沙汰に消費するな!!!!!!!!!という思いを抱きつつも、大サビ前のスネアのタッタカ佳すぎか?と一瞬ですきになった。そんな感じで彼女たちは2017年の紅白に(実家の母曰く)近所のスーパーに行くような恰好で出で明日もを披露したり、(惜しくも台風で中止となってしまったが)2018年夏に等々力競技場でのライブを決めたりと躍進していった。そんなところを見ていたのでチケットも正直取れないんだろうな…と思っていたのだけれども、平日だったからか追加公演のチケットが一般で取れたため行く機会に恵まれた。以下レポ。

 

■ライブ

・開演前BGM

ピーズが流れているのが佳い

 

・開場前アナウンス

「ペンライトのご使用はおやめください」のアナウンスを聞きこれがガールズバンドだぞそこんところわかってるかアニメバンドリの客!!!!!と強く思いました。

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オタクライブ感覚か?

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ゆ”き”な”さ”-”ん”!!!!!とクソデカ聲を出す限界女ほんとすき

 

・コール&レスポンス

数曲演奏後aikoのような男子~!女子~!がはじまる。まあこれはPufume等でもよくあるんだけど、高校生女子~!高校生男子~!中学生女子~!中学生男子~!小学生~!小学生未満~!とやたらと刻んできて笑ってしまった。小学生未満の5歳の女の子が声をあげたときにあさこが子供に対する優しい声色になり「今回は子供でも見れる健全なシシャモで行こうな」という決意表明を行っていて腹が痛かった。

 

・吉川の○○な話

その名のとおりドラムの吉川さんがちょっとしたエピソードを語るパート。今回は地方でのライブ後に楽屋に来てくれた地元のアナウンサーとの出来事で、ライブの感想とともに吉川さんの○○な話がめちゃくちゃ面白かったです!と言われ、話のプロであるアナウンサーに例え社交辞令でも褒められたことに照れる吉川さん。「当然ですよ~」なんて言えるはずもなく、謙遜と照れ隠しで「あんなクソみたいな話を褒めてくださってありがとうございます」と感謝を伝えると「いや~最高のクソみたいな話でしたよ!!」と返答され、吉川さんのみならず、他メンバー2人もアナウンサーのあまりの失礼さに一瞬言葉を失ってしまったというお話。吉川さんの語りがあまりにも小気味よくてつい聞き入ってしまった。

 

SHISHAMOのお悩み相談&リクエスト曲

今日会場入り口で募った相談&リクエスト曲をメンバーがボックスから引いて回答したり演奏するコーナー。お悩み相談の1件目は、地方の実家暮らしの看護学生の女の子がこのまま地元で就職して実家暮らしを続けるか自立のために上京して就職するか悩んでいるとの相談だったのだが、この質問に普通に回答するのではなく、質問者に挙手を求めて質疑応答しつつ回答していくスタイルだったのは笑ってしまった。こんな衆人環視の中人生相談なんてよっぽど図太くなければ手をあげないでしょ…と思っていたのだがその予想は当たり、2件目の恋愛相談(女子大生が社会人のサークルの先輩(悪い評判有)に恋愛対象として見られたい、女子大生は恋愛対象としてみてくれるのか?アタックの仕方は?)については挙手がみられず、3人も非常にふわーっとした回答に終始していた。

リクエスト曲については、結構ガチで抽選しているような雰囲気があり、あさこがリクエストカードを引くと「これ最後にやったの一年以上前だしできるかな…」みたいなリアクションを3人でしていた。実際、リクエストカードのエピソードの強さで決めると後出しじゃんけん的に4枚ほど引いていたのだが、そのほとんどがすきぴへの思いをちりばめたエピソード(高校の時の(恋愛対象的な意味ではない)憧れの先輩と今でも接点があり未だに尊敬する人です的なエピソードが採用されていた)であり、かなり厳しい気持ちになった。しかし、パッと見男女比が3:7であり、前述のコール&レスポンスの反応を見る限りではシシャモの主なファン層が女子高生~20代前半の女性であることを加味すると、おれが悪いという結論に至ってしまった。演奏されたさよならの季節は確かにmasterpieceだったしねぇ先輩連呼にマシュ・キリエライトかアズマリムがカバーしてくんねえかなと強く思った。 

 

・セトリ

最新アルバムの曲中心でアコースティックverや過去のmasterpieceたちを散りばめていて強いとしかいえない俺好みのセトリ。特に君に夏フェス→明日も→(アンコール後)ねぇは最高の一言。また、過剰なレベルで銀テープを発射するのは本当にファンサしゅごいなと。

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ZEPPのキャパを考えろ!としか言えない過剰すぎる銀テープ発射

 

・終演後BGM

ピーズが流れているのが佳い(2)

 

■おわりに

3人がMCでファンと双方向で楽しませてくれていたいいライブだった。今回はあまり楽曲に言及しなかったけれども、3ピースバンドだっけ?と一瞬疑うような力強いサウンドと吉川さんのCDで聞くよりもパワフルなスネアさばき、松岡さんのゼロ年代声優のような声、あさこの10曲目前後のMCで声がかすれつつあったのに曲ではまったくそれを感じさせない伸びのある歌声と非常に佳かった。SHISHAMOの楽曲はまだまだ聞きたい曲が多いのでまたライブに行きたいし、去年中止になった等々力競技場でもしもまたやるようなことがあったら彼女たちの雄姿を絶対にみたい。

 

 

※1

拝啓 岩沢正美さま - beki雑記

2019年1月の読書  

 

田中雄二AKB48とニッポンのロック ~秋元康アイドルビジネス論』

 

AKBの歴史を秋元康から600頁超でひもといた本。正直このタイトルをみたとき、アイドルマスターシンデレラガールズ多田李衣菜ちゃんが○○ってロックだよね…となつきちに言うような申し訳程度のロック要素しかないとたかをくくっていた。そんな想像どおり確かに600頁中大半はAKBについての言及だが、作者が書籍編集者・音楽ライターだった一面もあり戦後の日本商業音楽史の概要を知るのに適したものとなっている。

例えば、第1章【AKBは何が新しかったのか】では、2000年代のアニメ魔法先生ネギま!のOPテーマ曲「ハッピーマテリアル」を2ちゃんねるの一部の板の住人がオリコン上位にして歌番組に出演させよう!!!!という運動がなぜウィークリー3位になっても実現しなかったかについて、声優の所属事務所が大手芸能事務所で組織される「音事協」に加入していなかったからだろうと説明しているのは膝を打ってしまった。もちろん、近年ではけものフレンズどうぶつビスケッツ×PPP」やラブライブ「μ's」「Aqours」、バンドリ「Roselia」などのユニットが地上波のゴールデンタイムの音楽番組に出ることは珍しいことではなくなったが、2000年代を振り返ってみると確かにあそこまで流行したけいおん!の声優をエムステで見た記憶はない。また、第0章【プロローグ】では70年台の吉田拓郎の騒動からなぜフォークソンガーがTV番組に出ないか等を解説したりと、AKBに興味がなくても読めるつくりになっている。個人的には、アイドルマスターシンデレラガールズ橘ありす役の佐藤亜美菜さんが声優に抜擢当初アイマスのオタクから叩かれていた時代から現在の見事な手のひら返しといっていいほどの絶賛具合までを書いていたのはポイントが高かった。いやこの間の西武ドームのfact、演出も合わせてすごかったですからねマジで。

 

チャールズ・カヌーセン『帰国子女-帰国する前に親子で読む本』

 

小学生から中学生の帰国子女が日本に帰国した際に英語力を維持する勉強法や日本の学校での立ち回り方、帰国子女枠のある大学一覧等をまとめた本。正直自分は英語がまったく話せないし、帰国子女でもなんでもないのだが、帰国子女がどういう思いを持っているのか気になって手に取った。作者は外国人であり翻訳本特有の読みにくさはあるのだが、英語力の維持にはテキストでの勉強以外にもyoutubeの動画を見たり、海外の友人と週末通話しながらマインクラフトをすることも含まれていてすごく具体的だった。また、日本での学校文化と海外の学校文化は大きく異なっており、アメリカでは教師に盾突いたり男女問わず仲良くすることがスクールカースト上位者のクールなふるまいだったとしても、日本でそれをやると一気に異常者扱いされるのは文化の違いだと痛感した(後者について、転校してすぐ女子生徒に自己紹介をしつづけたら「ナンパ男」のレッテルを張られつまはじきにされたとのこと)。また、学年が1つ違うだけで先輩後輩の上下関係になる決まりごとに違和感を持つ帰国子女が少なくないというのが日本の当たり前は海外の当たり前ではないんだなと衝撃を受けた。でも確かにそういうことは少なからずあって、インターネットの人間ともし会社や学校で出会っていないからこそ(それが実質的に対等かは置くとしても)対等な人間関係を構築できるのだと思った。帰国子女やその親のみならず、日本と海外の文化の違いについて興味があれば読みたい1冊。

 

司馬理英子『よくわかる女性のアスペルガー症候群

 

人付き合いが苦手な発達障害の女性に向けて書かれた本。タイトルを見たとき、「精神科医なのに今時自閉症スペクトラム障害ではなくアスペルガー症候群を使うんだ…」と思ったのだが、巻末の補足ページにあえて使っていると言う説明があって少し安心した。発達障害の本は近年発行が多いのだが、この本は女性にターゲットを絞っているのが強み。例えば、男性コミュニティよりも複雑な女性グループとの付き合い方やガールズトークのこなしかた、男性との交際の中での性的な接触など、一般的な発達障害の本ではあまり見られない記述があって新鮮だった。特に、女性としての身だしなみ・おしゃれのページでは、6例もTPOに合ったコーディネートの記載があり、男性向けの本の寝癖を直す・ネクタイをちゃんと締めるレベルとは大分異なっているなと思ってしまうとともに、女性に普段求められることの重さを少し感じた。

 

吉田 裕子『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』

 

現代人に必要な読解力をつけるためのトレーニング本。読解力?と言われてもすぐピンとこないが、作者はとあるベストセラーのビジネス本(内容が薄いという評価が多いとのこと)の漫画版の発売に対して「これでようやく読める」という1件の投稿を見て、もしかして読解力がない人が増えているのではないか?と思ったとはじめにに記している。これはおれも少し納得するところがあって、例えば『君たちはどう生きるか』の漫画版が結構な売れ行きを見せているところを見ると本編自体の内容だってそこまで厚くないんだからせめて原著で読んでくれと思ってしまうし、コンビニで売っている類書多数の内容が薄い自己啓発漫画が幅を利かせているところをみると、読書という習慣自体がだいぶすたれているのでは?と危惧してしまう。

本編の内容としては、文章の要点の見つけ方、接続語指示語助詞から読み取る文章の把握、文章を図解化する方法、読解力の長期的な伸ばし方など例題とともに文章の読み方をレクチャーしている。その中でも特に、玉石混交のインターネットの情報を読み取る力を学ぶこれからの時代に欠かせないリテラシーについて学ぶ4章が印象的だった。まず、作者は以下のような例を挙げている。

 

男って、どうしてここまで気がきかないん?こっちがどんだけ尽くしてやってるか、全然気づいてないっていうね。「夕食いらない」って電話しただけで「オレえらい」って思ってんの、マジ3歳児。この残った夕食はどうしたら良いか教えてほしいなぁ?節約しろっていうのどの口~?

(吉田 裕子『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』124p)

 

 

これを見たときツイッターで毎日見る!!!!!!と聲をあげてしまった。この文章、すべての男は気が利かないと一般化してしまっているのが致命的だ。こんなツッコミどころ満載の文章を全世界につぶやいたらまあ間違いなくクソリプの1件2件は来てもおかしくはない。こんな感じでやたらと具体的な例(とそれに対する批判リプライ等)を挙げながらも、改善案(上記の文章なら男を夫にするなど)などを出しているのが非常に実用的だと思った。おそらくこの本が筆者が冒頭で述べたベストセラーの漫画版を読む人には届かないとは思うが、平易で非常に読みやすいのでそのような人の目に触れることを切に願う。

 

劇団雌猫『浪費図鑑 悪友たちのないしょ話』

 

アニメやソーシャルゲーム、同人誌、ホスト、ディズニーランド等にお金を費やす女性たちにスポットを当て、その思いを語ってもらった本。皆さんの趣味に対する熱量がすごく伝わってきて純粋にすごく面白かった。

例えば、若手俳優で浪費する女というコラムでは、自分がプレゼントした服をその俳優が着てくれるのが楽しくてつい全身をコーディネートしてしまうに至ったというのには笑ってしまった。個人的に一番好きなコラムはあんスタに浪費する女で、まずいきなり同人175スレの解説をしていて爆笑せざるを得なかった。おれはあんスタについて、めちゃくちゃ女性向けで人気があり、池袋のゲーセンでのプライズの設定がエゲつないということしか存じ上げないが、自分の推しがガチャやイベントで来たら自引きしたり走らないと担当失格の烙印を押されてしまうと述べている点が在りし日のアイドルマスターシンデレラガールズ(モバゲー版)を思い出しエモくなってしまった(※1)。そしてなぜカチカチゲーでつまらないと彼女自身がいうあんスタをプレイするのか?という問いにキャラクターがとってもえっちだからです!と即答していて性欲に忠実すぎる回答に腹を抱えて笑った。

この本の魅力としては、なかなか現代用語の基礎知識でも掲載されないようなオタク用語の解説が欄外に載っていることが挙げられる。また、浪費女2000人アンケートという浪費事情を探る統計では、年齢や年収、居住形態(※2)が記載されており、これを読めばタイムラインで見るあの人はいつもエゲつないお金の使い方をしているけど一体何やっている人なんだろう…?という疑問が多少解消できるかもしれない。

おれもライブに年20回前後行くので会社の人間から若干引かれることがあるが、この本を読んで仲間がいる”よ!!(ワンピースモンキー・D・ルフィ)と安心してしまった。趣味への浪費が激しい人に読んでもらいたい1冊。

 

 

 

※1

彼女がいう課金マウンティングはもう自分のタイムラインではめったに見なくなってしまったのだが、そういう時代が確かに(一部だけかもしれないが)あった気がするし、たまに見かける気がする。そういう空気感を思い出したい時は三才ムック編『走り続ける男たち モバマス廃人』を読みたい。

 

※2

54.2%が同居だったり、68.8%が~20万/月の収入だったりとなかなか興味深い。

アニON「プリキュア Music Café」に行きました。  

 

行ってきたので簡単にレポです。

 

店内に入るとなぎさとほのかがお出迎え。ヘッドホンがかわいい。

 

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ドリンクのメニュー表です。冷凍みかんでかぼちゃを演出しようとするまほプリのパワープレイが光る。

 

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とりあえずアラモードとドキプリのドリンクを注文しました。

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アラモードはアイスが固すぎる以外は普通に甘くておいしいドリンクという印象。ドキプリはウエハースでトランプのマークを再現するのが小粋。

 

アニONカフェの特徴として、入場料金支払やドリンク・フード等の注文で楽曲のリクエストカード(イラスト付き)がもらえ、DJタイム時までに指定のボックスにそのカードを入れると店員さんが楽曲を流してくれるサービスがあります。ふと楽曲のリストを見ると楽曲数がまさかの300曲オーバー。放送10年越えの歴史を感じさせますね。

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閑話休題、ドリンクも飲んだので自分がここに来た目的であるつながるアクリルキーホルダーを購入したのですが、開封してみて完全にこち亀のこのコマのような表情になりました。ハートキャッチとスイートとフレッシュぐらいしかまともに視聴していないので全然わからない…(ミルキィローズ・ソード・マーチだそうです)

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わからない…おれたちは雰囲気でプリキュアを視聴している…

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そんなわけでお目当てのマリンのアクキーは手に入りませんでしたが色々な楽曲が聞けて楽しかったです。開催期日が明日の20日までですが、自分のようにプリキュアに詳しくなくても楽しめるので(※1)ぜひ。

 

 

※1

平日昼という時間帯に行ったからか20代の女性が多く、男性が少なかったのがプリキュアのイベントとしては結構珍しいなと思いました。

2019.01.15 @ 東京 武道館 銀杏BOYZ「世界がひとつになりませんように」  

 

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■はじめに

いつも以上にとりとめのない文章を書いてしまう。

銀杏ボーイズのライブを初めて観たのは2年前のサンボマスターとの対バンだった。そのライブで聞いた峯田の演奏はよかったのだが、何か違うように思えて仕方なかった。それもそのはず、銀杏ボーイズと名乗ってはいるが、峯田以外のメンバーがすべて脱退し周りをサポートメンバーで固めたバンドのサウンドは間違いなく違っていた。おれが中学時代から今までずっと聞いた「DOOR」と「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」の奏でる息遣いを間違えることはありえなかったからだ。

 

■開演まで

会場に着くと4:6ぐらいのファンの男女比にまず驚いた。正直2000年代前半のいわゆる青春パンクを聴いていた人間の多くが男性だと思っていたのだがそこはさすが銀杏ボーイズ。物販を見てみたが、峯田確定ガチャやポスターやTシャツなどはすでに売り切れていて信者力の高さを思い知った。正直また武道館でやると聞いてペイできるのか…?と思ったんだけど、当日券を売るとはいえ平日埋めているのでそこらへんは問題なさそう。

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フラスタに向かうとそこはいつもの面々が。サンボマスターをはじめとして、ガガガSPオナニーマシーン、ライブハウスだと新宿ロフトLa.mamaなど。あとスカパラ真心ブラザーズ博多華丸の名前もあり親交があったのかと少し驚いた。

会場に入るとペーソスというバンドが演奏をしており、関西連続不審死事件をモチーフとした無職の女が会場に大音量で流れたとき会場を間違えたのかなと一瞬思うぐらい銀杏のオープニングアクトとしては謎であり面白い20分間だった。

今回の席はアリーナの11列目という異様なほど良すぎる席だった(しかも、アリーナの番号は6列からはじまっていたため実質6列目)。武道館の初アリーナだったのでわくわくしながら待っていた。

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開演までの間、入り口で配布された銀杏の夕べ新聞を読んでいたがこれが結構面白かった。峯田の115の名言をはじめとして、高校の同級生へのインタビュー、峯田の出身地である山形の観光案内、サポートメンバー座談会、おそ松君のパロディの銀杏BOYZくん、ペーソスの紹介、銀杏BOYZの年表、マネージャーへのインタビューなどこれ一枚で銀杏のすべてがわかるといっていい内容だった。特にサポートメンバー座談会は、普段ライブ等でもその立場上あまり語られない彼らの思いが綴られており、オリジナルメンバー三人が脱退後の銀杏を知るためには貴重なものとなっていた。

 

■開演後

峯田めちゃくちゃしゃべるな!?と思ったライブだった。以下レポ

 

・生きたい後のMC

「1月15日は自分にとってゴイステの解散と銀杏ボーイズの誕生の日であり誕生日と結婚式と葬式が一度に来たような日」という峯田の言葉にエモさを感じた。その誕生日を結成当初のメンバーが誰一人いないまま迎えるというのはいったいどういう気持ちなんだろうか。

 

・駆け抜けて性春

ラスサビのドラムの8分が4分になっていたのは原曲の疾走感がなくなっていた反面それはそれでアリだなと。あと、コーラスパートやYUIパートが観客がクソデカ聲で歌っていて感情人間になってしまった。

 

・恋は永遠(?)後のMC

「歌いたい人は歌ってください、踊りたい人は踊ってください、手拍子をしたい人は手拍子してください、静かに見たい人は見てください、僕は○○して!!と強制できる人間ではないので」

そう語る峯田から「世界がひとつになりませんように」という公演名が分かった気がした。本人も公演名の意味については明言をしませんといっていたがきっとそういうことなんだろう。

 

・新訳銀河鉄道の夜

ステージの後方の星を模したライトの演出がよかった。こういう演出はライブハウスではなかなかできないからうれしい。

 

・BABY BABY

「この曲を下北沢のスタジオで他のメンバーに披露したときに反応が悪く帰り道しょげていたけど、後日あまりにも良すぎて何も言えなかったと言われました。そんな曲です」

そういいながら観客に背を向けあの時のようにとコード進行をサポートメンバーにいいながらスタジオセッション風に演奏しはじめるの哀愁を感じませんか?もうオリジナルメンバーは誰一人いないのに。

 

■おわりに

正直もう峯田はバンドマンというよりかは文化人になってしまったんだろうな…と思っていたが、想像を越えた佳いライブで15日にみた峯田は確かにバンドマンだった。確かにファン層も露出が増えたからか峯田を朝ドラで知ったであろう70歳ぐらいおばあちゃんもいたし、新曲よりも「DOOR」「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」の楽曲の方が好きなのは変わりなかったが、それでも(音が変わってしまったとはいえ)パフォーマンスやセトリは素晴らしかった。何よりも一番うれしかったのが、制服を着た高校生を武道館でちらほら見たことだ。おれが中学~高校時代に銀杏ボーイズの音楽が刺さって、曲中に出てくる大槻ケンジのスーパー名作『グミチョコレートパイン』を何度読み返したかわからないように、あの子たちも同じような体験をしてくれていると本当に何もいえなくなるぐらいうれしい。今後も武道館でやりたいと言っていたが、個人的にはフラスタを贈ったサンボマスターをはじめとしたいつもの面々と対バンする峯田がまた見たいなと思う。

 

 

映画「Fate/stay night [Heaven's Feel]」 Ⅱ.lost butterfly」を見ました

 2019年始まっていきなりmasterpieceといっていい映画を見てしまった。この良さは上手く言語化できないので箇条書きにします。

 

・桜ちゃんのえちえちポイント

①魔力供給と言う名の指フェラの上手さ

②火照って廊下で自分を慰める姿

③「私、処女じゃないんですよ!」←えっちだね…

④桜ちゃんが士郎の部屋で服を脱ぎ始めるところ最高なんですけど、自分はスカートをたくしあげるイラストがなかったのでそれがなかったのは少し残念ですね。

⑤普通に情事をはじめていてこれがPG-12の理由だと秒で理解した

 

・エミヤがホンマに正義の味方すぎて泣けるんですよね。過去の自分は憎いし茶なんて淹れたくないし殺したいけど、巨大な悪の前にはそんな私情を捨て正義の味方であり続け過去の自分がその道から外れようとすると忠告してあげるし。イリヤを守り続けろみたいなことを言ったあとに士郎に自分の腕を移植するところなんかは心の底から善人なんだなあって思っちゃう。そんな中で士郎が桜を殺して正義の味方を張り続ける鉄心ルートのifも劇中で上手く再現していて本当にこの監督はfateが好きで好きでたまらないんだなあと取捨選択の巧みさにただただ感服しました。

 

・ギルさんがポスターに大きく写っていてこのルートでの顛末を知っているからかちょっと笑ったんですけどそれでも王の貫録がありましたね。桜に足を切り落とされたことではなく跪かされたことに激高するあたりが本当に我様としか。

 

・藤村が無意識に桜ちゃんとイリヤを救っていてそういうところだぞ!!!!ってなった。

 

イリヤが公園で士郎に大事な人を守るように諭すシーンが尺の都合上場所が変更されていたのは若干残念だったけど、門脇さんの演技がもう涙しか出ないほど名演。

 

・ワカメの自分を見てくれない・自分には魔術師としての才能がないという慟哭が全体的に散りばめられていてこれは慎二の物語なんじゃないかと一瞬思った。かといって桜に対する行動が正当化できるものではまったくないけど。

 

・オルタとバーサーカーのバトル、マジで熱いんですよ…

 

・Aimerの主題歌めちゃくちゃよくないですか?生き方が病的にまっすぐな士郎に対して自分は汚れているから触れたいけど汚すのがこわくて自分からは触れられない本編の葛藤を上手く表現していてこれをエンディングで流されたらもうね。最終章の主題歌もAimerで頼む。

 

・2020年春公開ってもしかしてまた春になったでおなじみノーマルエンド櫻の夢を期待してもいいってことですか…!!!!!あれ桜ちゃんにとっても結構救いのある結末だと思うんですよね、ハッピーエンドすぎないけど士郎は心の中に確かに残っているし。

 

本当に最高なのでフィルム付くときにもう一回みます。きのこがFateで型月を持たせていて本当によかった。

映画「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」を見ました。

 

いやー正直2期できれいに完結したし何やるんだろう?と思ったけどこんな感じのアンサーがくるとは思っていなかった。映画の主題は転校先の学校の生徒の保護者や先生たちに浦の星を認めさせるためにアクアがライブをするという話なのだけど、まりちゃんと親との和解パートを挟んだことでちょっと散文的になった印象がある。

だけどアクアの9人がこれからやりたいことを明示してくれたのはすごくよかった。観ている最中、ミューズが矢吹丈のように真っ白に燃え尽きる物語だったとしたら、アクアは星飛雄馬のように左腕が壊れても泥臭く打者転向や右腕で投げる方法を模索する(※1)話で対比されていて良いなあと。それと、あの弱虫だったダイヤちゃんがセイントスノーのりあちゃんに対して激励していたのは彼女の成長を感じたし、もっというならキャプテンの五十嵐っぽさを感じさせた(※2)。3年生が卒業しても終わらない彼女たちの物語を今後も見守っていきたい。

 

 

 

※1

新巨人の星の一徹、飛雄馬がまた野球をするのをもうわしは止められないというシーン本当に泣けるんですよね。白髪が生えておじいちゃんになった一徹をみると左門妹と異なりどうしようもなく時間が経過しているんだなあと。

 

※2

ああいう世代交代もの本当にすき

2018年に見た映画感想

昨年末、2018年に行ったライブを振り返ってみたけど映画についても振り返ってみたいなと思ってタイトルを書き出してみたら6本しか見ていなくて笑ってしまった、2017年は12本ぐらい見ていた覚えがあるのですけど、それぐらい2017年がアニメ映画豊作の年だったんでしょうね。アニメ映画を主にみる、オタクなので。

 

映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-

変わらない六花ちゃんと変わることを求める六花ちゃん姉との間で奔走するゆうたくんを描いていて本当に京アニは映画作り上手すぎない?と感動した。個人的にはラブホに入ろうとして赤面するりっかちゃんがかわいすぎてアしか言えねえ。

 

リズと青い鳥

京アニ映画作り上手すぎない?シリーズ第二弾。正直鑑賞中みぞれと希美の関係性がピンポンのペコとスマイルの関係に酷似しているなあと思ったしもっというならユメギワラストボーイと僕らについてが頭の中で鳴り響いていた。みぞれと希美はどうしようもない才能の差(みぞれは講師に音大進学を薦められたが希美はそうではなかった)があるし吹奏楽は卓球のように勝負するスポーツではないけれど、二人のすれ違いとゴールに至るまでの過程はピンポンのようなえもえもカタルシスを感じてしまった。やっぱり山田監督は最高。

 

www.youtube.com

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コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)

正直フィルム欲しさで見に行ったんですけどめちゃくちゃ面白かったです。おれの年齢的にコードギアスはド世代で友達も当時2期の韓国早バレを見て展開にショックを受けていたりめちゃくちゃオススメされていたんだけど逆張りオタクだったので見る気がしなかった。でもそれを公開するぐらいの怒涛の展開にスクリーンから目を離さずにはいられなかったし、さすがスクライドの谷口監督だなと思わざるを得なかった。今度全話視聴します…

 

ペンギン・ハイウェイ

「おっぱい」という単語が頻出するすごくえちえちな映画でかつ森美節がいい感じに薄まっていてあの感じが無理という人間でも視聴できる最高の映画だった()。お姉さんのデカパイととにかくかわいいペンギン、とにかく素晴らしい作画と君の名は。並みに売れてほしかったのにそこまでヒットしなかったのはただただ残念の一言に尽きる。

 

カメラを止めるな!

今度金曜ロードショーで放送されるけど劇場は無理でもDVDなり配信サービスで見てくれ頼む!!!!という映画。この映画はネタバレを食らうと本当に致命的だし、低予算ながらもみんな迫真の演技で迫ってきて楽しい。特に監督の感情が入りまくった鬼気迫る演技の理由がわかると笑うとともに映画監督のような業種でも中間管理職なんだなあと哀愁を感じました。あとアツアツおばちゃんがおもしろい。

 

ボヘミアン・ラプソディ

鑑賞後正直クイーンについて今まで詳しく知らなかったのを後悔したぐらいのスーパー名作。いや-何がいいってライブ中の観客がすごく楽しそうで本当に見ていて幸せになる。あとフレディが別れてからもメアリーと連絡を取り続けてなんで結婚指輪を付けてないの?とか聞くところは恐怖しかないし、終止メンがヘラっていて笑うしかないけどマジモンの才能の前には誰も平伏すしかないんだなとライブエイドのシーンで思った。「善き考え、善き言葉、善き行いをしなさい」が口癖の父親と善き行いであるライブエイドの前に和解したシーン、マジ泣けるんすよ…

 

※1

おれは京都の大学生が出てくる森美作品すきですけどあの「私」の自意識が無理という人間は一定数いると思うので…